物語の軸は、プンプンと愛子ちゃん。
それは中学生編になっても全くブレていません。
しかし、中学生編に入ってから愛子ちゃんのセリフがまだひとつもないのです。
それなのにこの存在感・・・、ただごとじゃないですね。
無造作にテーブルの上に置かれたマフラーや、雄一おじさんがはずしたメガネ等は、装着していた時とは異なり、
リアルな質感を取り戻しています。
これはどうゆう事なのかとゆうと、つまり作中の登場人物達にはプンプンファミリーはちゃんとした"人間の造形"に見えている、
とゆう事です。
読者にだけあてがわれた"フィルター"とゆう訳ですね。
そして、それがどんな意味を成しているのかとゆうと、
重く陰惨になりがちな状況設定を中和させるだけでなく、つげ義春よろしく漫画的な新しい表現の誘発、及び確立にうまく貢献しているように見えます。
帯にもあるカラー絵の、プンプンのマフラーを巻いた愛子ちゃんの奥にたたずむ少年・・・彼が本来のプンプンの姿なのではないでしょうか?
皆さんはどう考えますか?
プンプンが男を見せれるかどうかは、次巻に持ち越し。
もうしばらく、雄一おじさんの熱い男っぷりを堪能しましょう。