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デビュー作『ホルスの大冒険』ですでに農耕のすばらしさを描いた高畑監督らしい設定ともいえるだろう。一方、小学時代は少女が空をかけ上がるといったファンタジックな処理も多分になされている。声の出演は今井美樹と柳葉敏郎。ベット・ミドラーの『ローズ』を翻訳したエンディング・テーマを都はるみが歌うなど、音楽効果も凝っている。(的田也寸志)
人気のない駅の構内や寝台列車の窓に写る夜の景色、車の中から見える澄みきった夜空など、普通に存在しているものが妙に愛おしく感じられる映画です。
他のジブリ作品のような華やかさはあまりありませんが、何度も繰り返し見たくなる作品です。
が、その分、心の描写はおそろしくうまい作品である。
何気無い日常の中で、誰もが密かに感じている焦燥や希望、
後悔、不安などが、登場人物を通して映し出され、それが
見るものに感情移入させる、ジブリでは「海がきこえる」
の流れを汲んでいるといえよう(作成の順序は逆だが)。
今井美樹と柳葉敏郎の声優ぶりも、今のジブリ声優陣より
はるかにマッチしており、いい味を出しているのもグッド!
子供より大人が見るべきジブリ作品ではなかろうか。
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