最近 スローライフ系(?)を中心にいろいろな雑誌で作品やインテリアが紹介されているベア作家のAnano さんの本です。雑誌でリネンの作家の方のインテリアを見ると、南向きで日当りのいい真っ白い感じ感じのお部屋が多いのですが、Anano さんのものは少しくすんであせたトーンで、気になっていました。この本では、撮影、スタイリングもご自身がてがけられたようで、光の具合、フォーカスの決め方など、雑誌でみたものより、より強くAnanoさんのカラーが出ていて素敵です。北向きの窓の小さいお部屋の感じ。よりヨーロッパ的ということでしょうか?大好きなVintage Inspirationsに近い感じですが、それにdelicateさやfragileな美しさが加わった感じ。リネンやレースを使った小さな手作りの作品が様々なシーンに飾られています。
文化出版局ということ、判型から考えて、手芸書と思って開いたのですが、これは写真集と考えた方がいいと思います。(作り方は少しありますが)フランス語の章タイトルといい、イメージを楽しむ本でしょう。(途中見開き1カ所だけタイトルが書いてあるのはよくわからないのですが)私としては、写真に写っているいろいろなものが気になるので、ページ内が無理なら、別冊の小冊子にでも、あるいは巻末にでも、もう少し写真の説明が欲しかったところです。おもてなし(いい日本語だとは思います)というタイトルと全体の関係づけ、構成のメリハリがあったらもっとよかったです。
途中に挿入された飾り文字、花、鍵などのイラストがとても感じいい!こちらももっと見たかったです。