本の帯には「どうやって儲けているのか?」「原価がわかると儲けの仕組みが見えてくる!」とある。著者は流通ジャーナリストであり、購買促進コンサルタントとの肩書き。
題名の通り、「おみくじの原価」のみならず、ファミレス、スーパー銭湯、中には牛丼や、マンション原価の記述もある。原価のとらえ方が少し荒いかな?とも思ったが、本文中にも「原価を気にする」ことが大事なんだと書いているし、あくまでも「自分の目安を持つこと」を勧めているので、その考え方、アプローチ方法は「なるほど!」と思わせるモノ。本当の正しい原価を理解することは本の目的にそぐわないし、実際のビジネスでも大事なのはその先にあることだ。そんな風な著者の意見にも納得。
「もったいない」との言葉も登場し、原価を意識することが重要!については異論を挟む余地がない。しかし、この本で究極と位置づけられているビジネスには、「本当?!」と首を傾げるところもあった。でも興味ある内容だからか・・・新書なので一気に読み通した。
もともと会社・・・と、いうか、ビジネスは「長く続いて」ナンボってもんだ。その続けるためのアイデアが・・・アイデアの出し方が詰まっている本と言える。