ざっと読んでみて、終始感じたのは「読みづらくなっていく」感。
なぜなら、終始、攻撃対象の若者論者の危うい議論を批判する形式になっていたように感じたから。ちょっと読むの苦しくなった…。
本書では、繰り返し繰り返し
印象論感情論で成り立っている若者論への批判とそのような意見が政策やマスメディアを通じて国民に感染(←私の表現です)していくことを憂いているように感じた。
私も以前から「若者」への無慈悲な論調や極端な少年犯罪を採り上げ極端に報じられる社会に嫌悪感を持っていた。
後藤氏には、
今後も不毛な若者議論を批判し、少しでも「社会がよくなる」(←平凡な言い方ですみません)よう若者論の批判的検証をしていって欲しいと思う。
下手な社会論・世代論による不毛な議論に陥るのではなく、「普遍的な基準」(つまり、科学・人権・経済・法など)で議論されるよう…。
余計なことかもしれないが、後藤氏には、できればそういう不毛な若者論をする論者たちに、批判だけでなく、「こういう風に物事を考え、意見を出してみたら?」という提案形式の言い方をするもいいのでは?と思った。ある意味より建設的だから。(もっとも、低レベルな議論しか出来ない論者たちに受け入れる姿勢・能力があるか疑問であるが・・・)