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おひとり温泉の愉しみ (光文社新書)
 
 

おひとり温泉の愉しみ (光文社新書) [新書]

山崎 まゆみ
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ハードルが高いと思われがちな「おひとり温泉」の極意を伝授。

出版社からのコメント

◎「プチ蒸発」してみませんか?
◎いつの間にか、温泉ひとり旅の達人になってしまった著者が、ハードルが高いと思われがちな「おひとり温泉」の極意を伝授。

◎会社、家族、恋人、友人、しがらみのすべてから解き放たれ、文庫本を片手に、携帯電話の電波が届かない秘湯の宿にひとりっきり。こんな旅ができたら、心も体も自由に解き放たれるに違いない。これぞ、現代人の本当の夢......。
いつの間にか、温泉ひとり旅の達人になってしまった著者が、ハードルが高いと思われがちな「おひとり温泉」の極意を伝授。
「ひとりで食事をするのはちょっと......」「時間を持て余しそう」「宿の人にどう話しかけたらいいのか......」----小さなものから大きなものまで、「おひとり温泉」の疑問に答えます。
一度味わったらやめられない、究極の贅沢旅へGO!

【目次】
第1章 おひとり温泉、あなたはどのタイプ?
第2章 おひとり温泉の過ごし方
第3章 おひとり温泉だからこそ、温泉と語る
第4章 わたしのおひとり温泉旅

【著者紹介】
山崎まゆみ(やまざきまゆみ)
一九七〇年新潟県長岡市生まれ。駒沢大学文学部卒。新聞、雑誌、TV、ラジオなどで温泉の魅力を紹介するフリーライター。国土交通省から「VISIT JAPAN大使」に任命される。温泉エッセイスト、武雄温泉大使、にいがた観光特使、日本旅行作家協会会員著書に『だから混浴はやめられない』(新潮新書)、『ラバウル温泉遊撃隊』(新潮社)、『ようこそ! 幸せの混浴温泉へ』(東京書籍)、『恋に効くパワースポット温泉』(文藝春秋)など。


登録情報

  • 新書: 190ページ
  • 出版社: 光文社 (2012/2/17)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4334036708
  • ISBN-13: 978-4334036706
  • 発売日: 2012/2/17
  • 商品の寸法: 17.7 x 10.9 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
期待はずれ 2012/3/18
By nm
一人温泉旅行を趣味としているので読みました。
はっきり言って期待はずれ、お勧めしません。

著者は仕事や取材で一人で温泉に行く。
私たち読者にとっては完全にレジャーであり、趣味の時間、癒しのための旅行です。
その違いが大きすぎて、一冊丸々読んでもその溝が埋まらなかった。
それがこの本の一番の欠点で、その溝がある以上、
山崎氏が「温泉ひとり旅の達人」を自称するのは勘違いだと思います。
「温泉一人出張の達人」なら分かりますが。

ひとりで過ごす温泉での時間の使い方に手紙を書くことをアドバイスしてます。
一人で温泉に出かけるのは、自分のために時間を使いたいからです。
これだけとっても、山崎氏はズレているな、と思いました。
温泉専門のフリーライターという立場で出かけると、宿の人は誰もがよくしてくれるでしょう。
私たち一般人が土日にひとり旅したくても、旅館は収益面から嫌がる。
そのギャップに目をつぶって達人ぶられても、何も説得力はありません。

私たち読者は、ひとりで温泉にでかけても、浴室で三脚立ててカメラ目線の写真を
自分撮りするなんてできないのです。
そもそも浴室で写真を撮らせてもらえること自体、特別扱いなんですよね。
帯の、キメ顔の入浴写真を見て、ガックリきました。
4年前の「だから混浴はやめられない」のときも、ずいぶん綺麗な入浴写真を帯にお使いでした。
42歳の大人の「温泉エッセイスト」であれば、映りのいい自分の入浴写真を帯に使わず
本の中身、書き物の実力で勝負していただきたいものです。
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
光文社新書の「おひとり○○の愉しみ」シリーズ第三弾、前二作の出来が良かったから期待しすぎたか。

旅エッセイというには余りに個人的すぎる体験を、緩い文章でたらたら書いている。とにかく読みにくい。
作者の写真がやたらと多い。ページ稼ぎをしている印象。作者がエステを受けている写真や、ホテル敷地内を散歩する写真などは不要。文中に登場する宿主人の写真もなぜか作者との2ショット。宿主人だけのポートレートではない理由は何か。
温泉ダイエット方法や、婦人病に良いという温泉に入った閉経した老婦の月経が再開した話など、科学的根拠がないか薄い話をゆるい文体で長々と語る。特に老婦の月経再開は美談でも何でもない。婦人科疾患を疑うべきだ。
温泉旅行への持ち物紹介も不要。濡れたタオルを入れるのにビニール袋が便利など、わざわざ本で読まなくても知っていることばかり。
帯の「プチ蒸発してみませんか」も違和感がある。蒸発という言葉で一人温泉旅行を表現するのはいかがなものか。
蒸発してみませんかと言いながら、文中で温泉宿から知人友人にハガキを出すよう勧めているのが、ハガキをだしたら蒸発にならない。
その温泉から出すという葉書の文案を1つ、作者が実際に送ったという文面を1つ、計2パターンの文面が掲載されている。自分が出した葉書の文面を本にして出すとは勘違い甚だしい。歴史上の偉人や文豪ならいざ知らず、他人が誰かに出した便りを読んでも、面白くもなんともない。
巻を通じて作者の自己顕示欲を感じて辟易した。
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11 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
実は最初、私は「こんな本、誰が読むのかな」と思っていた。しかし以前、休暇のときに湯治場で一週間、一人で滞在したことを思い出し「あれ、よく考えれば自分もしてたな」と我ながらびっくりした。湯治場での滞在は基本的にヒマなのでいろんな人との出会いがあり(ほとんどが年配の方だけど)、近くの山を散策したりと、一人でも十分楽しかったことを覚えている。ウェブ上の出会いが当たり前になって久しいが、こうしたアナログ旅での出会いは、最初に顔が見えるだけにまた違う楽しさがある。

一人で温泉というと、ひと昔前まで意味ありげな感じだったが、今や女性では珍しくなくなった。女性たちだけでなく、往年の作家たちもみな「おひとり温泉」で執筆していたし、「男はつらいよ」の寅さんもたまに「おひとり温泉」している。また湯治場や温泉宿に宿泊しなくても、一人旅の途中で立ち寄り湯に寄ることも「ひとり温泉」の一つの形だろう。個人主義がすすんだこの旅のスタイルは「これからの主流」とまでいかなくとも、一つの「旅のかたち」を確立するのではないだろうか。湯治場だけでなく、温泉旅館側の受け入れも以前とはずいぶん変わって、一人でも歓迎という所が多くなったと聞いている。

「一人旅」はもはや主流の一つだが、「おひとり温泉」というのはしかしハードルが高い。そのハードルの高さをものともせず、温泉をキーワードにさまざまな旅のかたちを提案しつづける著者の姿勢は評価できる。ただ読むだけでも楽しい一冊だ。
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