2010年10月10日発行の初版2刷を持って、錦秋のはしりの、観光ラッシュのピーク前の京都・滋賀をひとり旅してきた。
このコンパクトな新書1冊あれば、秋の京都・滋賀のガイドブックとして十分。巻末の地図が充実しており、まず見開き2頁で京都市内広域図があるので、主な観光スポットとJR、私鉄、地下鉄の路線の関係が把握でき、さらに本文で紹介した寺社・店舗・宿の所在地がわかる拡大図A〜Qが続く。
そして地図の順番に並べた寺社リスト、店舗リスト、宿リストが続き、各々の住所、電話番号、アクセスと本文での説明箇所(頁番号)を記すとともに、寺社については拝観時間と拝観料、店舗については営業時間と定休日、宿についてはURLも載っており、巻末だけで主要な情報を把握できる。今年現在、定休日等に変化はなかった。
本書では巻末の地図・リストと本文での紹介記事がリンクしているので、本文を読んで行きたいスポットを巻末で確認するもよし、偶々自分がいる場所の近くのスポットを地図で見つけて詳細を本文で確認するもよし。つまり、計画を事前に練った旅にも、足の向くままの旅にも役立つ。
私は特に食べる処を見つけるのに本書を利用したが、京都人が目をつけた穴場的な食堂や駅なかのレストラン等、どこも確かに食事は旨かった。ただ、加茂茄子(p.122)は紅葉の「時節」のものとは言えないでしょう。