女の子が「あのね、雨の歌」
お母さん「歌って」
女の子 「ちょっとちょっとここからポタリちょっとちょっとここからポターリっていう歌。知ってる?」
お母さん 「知らなかった」
というかわいらしい親子の会話から始まるアルバム。
その親子が女優の故岸田今日子さんと娘のまゆちゃん(当時3才)
まゆちゃんがまあなんとかわいらしい性格だこと!そして、今日子さんの愛情がひしひしと伝わってきて、CDを購入してから毎晩寝る前に飽きずに聞いている。
ふたりの会話や今日子さんの朗読。そして、ふたりのデュエットや今日子さんの歌。
それらが、良い具合に構成されているので、何度聞いても毎回幸せな気持ちになる。 なぜ、こんなに自然な会話が録れるのか?それは、今日子さんが、録音機を自宅に持ち込んでずっと録音していたから!その中から会話を選び、作品と組み合わせているのです。ライナーノーツには、その苦労とともにとても楽しい時間だったと書かれています。できることなら、もっともっとこの二人の会話を聞いていたい。
中でも気に入っているのが、1曲目「雨のふる日」。なんてかわいい歌なんだろう。まゆちゃんの拙さもたまらない。
それから、歯医者さんゴッコ!(4曲目)最後に医者であるまゆちゃんが泣いている患者の今日子さんに「今救急車がきますよ」「どうするんです?救急車で」「家送ってもらうんです」 …ズキューン!!
それから、まゆちゃんがお絵描きをしていて、今日子さんがまゆちゃんの絵を見て、(注:完全な内容ではありません⇒)「これは何のお話し?」まゆちゃん「早く紙芝居して私見てるから」「あなたが描いたんでしょ。あるところに大きなお花がいました…そこへ来たのはだあれ?(たぶんこれと絵を指差す動作)」「傘たち!」「傘たちがどうしたの?」「傘たちがねぇ、『花たち!』って言ったの」「それから?」「それでねぇ、『やい!』って言ったの」「それから?」「それでねぇ、(小声になって)ブッパタイタ」「え?」 また小声で「ブッパタイタ」
「ぶっぱたいたの?!へんねぇ」「早くぅ、してったらして」「あはは」「早くったら早くぅ」「あはは」「早くったら早くったら早く!」「そうして…ブッパタキました。そ、へんねぇ」「うふふふ」(ふたりで)
この、急に小声になるところがたまりません。まゆちゃんなりに言ってはいけないことだと判断したんでしょう
今日子さんも迷ったあげくにのってあげたところがいい!
それから、おそらくおふろ上がりにパンツを履くのを嫌がって素っ裸で走り回るまゆちゃんを追っかける今日子さん。
今日子さん作のお話しに耳を傾け、的を得た質問をするまゆちゃん。今日子さんの声に大喜びするまゆちゃん…
まゆちゃんの素直なかわいさにすっかり参ってしまって、寝ても覚めてもまゆちゃんの日々。
このCDは、子どもがいない人でも楽しめます。子どもが大好きでなくても子どもが主役の映画などは好き、というような人にもたまらない作品だと思う。 私的には無人島に持っていくCDです。全力でお勧め!!!