まだ放送が終わっていない段階で評価付けるのもアレですが…。
今までの人間キャラクターが降板し、センセーショナルだった1期〜2期に比べて
爆発力がなくなったと言う感じもしますが、逆に言えばサンリオのキャラクターを
前面に活かした女児向けらしいメルヘンチックなアニメになったと言う見方が適切だと
思います。
これまでのマイメロシリーズは、メインとなる舞台が人間界であり、
かつドタバタ要素が人間キャラに依存していたため、
肝心のマリーランドの存在が空気化してしまいがちでした。
しかし今期からドタバタを繰り広げる猛者がこれまで影の薄かったマリーランドの住人
(フラットくん、ピアノちゃん、クマくん、リスくん、はりねずみくん等)にシフトされ、
さらに人間界からやってきた美少女きらら、
星の国からやってきたイケメン王子ソララ(出会って早々不細工なヒヨコの姿にされてしまいますが…)
など新たに導入されたキャラクターのやりとりや、はりねずみくんに代わって
解説役として登場する可愛らしい小悪魔系キャラクター『ベリー&チェリー(通称ルロロマニック・シナモロールの世界より出張)』など、新たな見所が増えました。
製作スタッフもこれまでとほぼ同じです。(むしろ3期よりも脚本家が増えて賑やかになりました。)
主演者が夢ヶ丘の人間キャラからマリーランドのファンシーキャラクターに移っただけで、中身はこれまでのマイメロと何ら変わりはありません。ほどよく成人以上をターゲットとしたブラックジョーク(以下、隠し味)もあるので、子供は何も考えずに楽しめ、大人はその隠し味を堪能できる…そんな作品です。
これまでのおねがいマイメロディシリーズと言えば、夢ヶ丘のイメージが強いので、肌に合わない人がいるのもわかりますが、せっかくなので気持ちを切り替えて「これはこれで」と思って見てみれば、意外に興趣が蘇る作品だと思います。そういう意味で、この作品はこれまでの視聴者をふるいにかける意図もあったのではないでしょうか。
主役はあくまで「マイメロディ」と言うサンリオのキャラクター群であると言うことを
忘れないでもらいたいです。