山本ふみこさんは、お料理の本などでずっと楽しく読み続けてきた方です。
その暮らしぶりは、いつも目をみはるような潔さ、暖かさに満ちていて、読んでいてすがすがしい。
そんな山本さんの、新境地だなと思う本でした。
背筋がしゃきっと伸びた大人の女性。これまでの家族とか娘との時間が中心だった彼女の著書が、だんだん大人の世界に移行している(けれども、しっかりと暮らしには根ざしている)感じがとても好ましかったです。
今までも好きでしたが、これからもとても楽しみだなあと思える本。
なんか、何年たっても同じ世界にいることに安心感を感じるような人もいますが、こんな風に、小さく、よい方向に変わっていく著者を見ていられるのはしあわせだなあと思います。