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おとなになれなかった弟たちに… 単行本 – 1983/10


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登録情報

  • 単行本
  • 出版社: 偕成社 (1983/10)
  • ISBN-10: 4039632001
  • ISBN-13: 978-4039632005
  • 発売日: 1983/10
  • 商品パッケージの寸法: 25.8 x 18.2 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 142,411位 (本のベストセラーを見る)
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70 人中、66人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 松本泰子 投稿日 2001/10/1
形式: 単行本
親も子も戦争を体験していない私たちには、あんまり戦争の怖さを実感することがありません。ニュースでの戦争の場面も子供たちにとっては、映画の1シーンのように感じていることでしょう。たまたま図書館でこの本を手に取り、子供に読ませようと思って読み始めたのですが、図書館で嗚咽を漏らすほど悲しく、深く心を揺さぶられました。絵本で、文章も短く平易で、子供向けなのかも知れませんが、大人もぜひ読んでみてほしいです。戦時中に乳児だった弟の配給のミルクを盗み飲みし、その後その弟が栄養失調でなくなるというお話です。弟が亡くなったとき、それまで涙を見せなかった母親が、準備した棺おけに体を折らないと入れられないことを知って、初めて泣いたという下りで同じ母親として悲しくて悲しくていられませんでした。年中の長男も大泣きした作品です。
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79 人中、72人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 rabbit-orange 投稿日 2003/6/27
形式: 単行本
はじめてこの本に出会ったのは
中学2年の国語の教科書でした。
クラスで段落ごとに、一人ずつ声に出して
読んでいました。
物語が先にすすめばすすむほど
涙がこぼれ落ちてきて、その姿を人に見られないように
また、先生に読むよう指されないように
顔を下にうつむきながら読みました。
悪いと知りながら、弟のミルクを「僕」が飲んでしまったこと。
栄養失調で弟が死に、柩に入れるとき、
弟の体は柩よりも大きく、体を折り曲げなければ
入れることができなかった。
その時はじめて、母が弟のことを
「大きくなっていたんだね」と言った。
私にも弟がいるので、弟が死ぬことを考えると恐ろしかった。
主人公の「僕」も、弟に食べ物あげたかったのに、辛いね。
人の命を奪う戦争はなんて憎いんだ。
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28 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 werthers 投稿日 2007/8/9
形式: 単行本
少ない言葉とモノクロの線の細い絵。
たったこれだけで、戦争の悲しさ、恐ろしさが表現できるということに驚きです。
美しく、あまりにも悲しい絵です。
戦争を知らない私が、後世に戦争というものを伝えていかないといけない時代が
すぐそこに来ているわけですが、この本で十分伝えていけるのではないでしょうか。
もうすぐ今年も終戦の日を迎えます。
子供たちの明るいはずの未来に暗い影を落とし、
弱いものが一番に犠牲になる戦争は、もうしてはいけないと思いました。
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33 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 りんご 投稿日 2005/1/23
形式: 単行本
小学生のとき初めてこの本を図書室で読み、大泣きしました。
大人になる前に栄養失調で亡くなってしまった弟の唯一の食物、ミルク
を飲んでしまった著者は弟にどうやって償えばいいのでしょうか
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 Mko 投稿日 2014/10/29
形式: 単行本 Amazonで購入
こどものために戦争の絵本をさがしており、こちらはレビュー評価が非常に高かったので購入してみました。
前半は非常に良かったのですが、後半とあとがきを読んで残念に思いました。弟の命綱であるミルクを飲んでしまった男の子。戦争で食べ物がない状況でなければ、そんな事はしなかったでしょう。しかし「飲まなければ僕が死ぬ」というほどの空腹ではなかったような描写も同時にあります。
「ぼく」である作者のあとがきには弟へ対する懺悔の気持ちではなく「もっとわすれてはならない事があります。」として、戦争は日本が始めた事であり、その事によって朝鮮や韓国、東南アジアを苦しめたと記してありました。アメリカなどの連合国側の事は書いてません。本の帯にも同じ事が書いてあるくらいなので、よっぽど「戦争を始めた日本が悪い」と強調したいのでしょうか。「戦争ではたくさんの人が死にます」とも書いてありましたが、本の内容と少しずれており、作者が何を言いたいのかがわかりかねます。
空腹からかわいい弟のミルクさえも飲んでしまうような状況をつくった戦争をうらむ。という事なら理解できます。つまり、「ぼく」が弟を殺してしまったのか?という罪悪感をもって「ぼく」は生きていかねばならない、戦争さえなければそんな終わらない罪悪感で一生苦しむ事もなかった。生き残り終戦をむかえても苦しみは終わっていない。だから戦争は恐ろ
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9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。 投稿者 馬に乗った水夫 トップ1000レビュアー 投稿日 2013/10/13
形式: 単行本 Amazonで購入
 著者の一家は疎開しようとしたが、相談に行った親戚から拒絶される。結局、親切な農家が疎開を受け入れてくれた。六畳一間に一家4人。母親は労働をして最低限の食料を得る。弟のミルクは自らの着物と物々交換して入手するが、それには限りがあった。

 当時であっても、食料はあるところにはあった。「弟」を殺したのは、確かに戦争という大状況である。しかし、直接手を下したのは、周囲の人間であろう。だが、その場、その時に自分がいたら、手をさしのべることが出来たかどうか自信がない。本書を読む度に、そのことを考えさせられます。
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