この当時インディーズと合わせて4枚のフルアルバム、2枚のミニアルバムをリリースしている音速ライン初のベスト盤。
若干早いなと思った部分もあるが、アルバムごとに名曲が網羅されていて、選曲の面で文句なし。
個人的には「ヒグラシ」「夕凪の橋」「週末旅行」辺り入ってくれれば嬉しかったが・・・
しかしそれはあくまで個人的な意見であって、実際は入門としても良い作品だと思う。
普通ベストアルバムといえば、方向性もバラバラで良い曲だけを詰め込んだイメージだが、この作品はアルバム通して聴きやすい。
この頃のバンドの方向性が一貫しているからだろう。
曲は発売順に並んでいて、彼らの成長を感じることが出来るが、そこまで大きな方向性の転換はない。
一つの作品としてとてもまとまった仕上がりになっていると思う。
「逢瀬川」「ポラリスの涙」はいわずと知れた名曲。
「みずいろの町」「恋うた」も夏を駆け抜けるようなロックチューン。
「真昼の月」はこの中では良い意味で浮いている曲だと思う。
個人的に「スナフ」と「ヒトカケ」がお気に入り。とにかくカッコいい曲。
「スナフ」はアルバム未収録曲だ。
一つの区切りとしてもこのベストアルバムは良いリリースだったと思う。