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おちゃっぴい―江戸前浮世気質 (文春文庫)
 
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おちゃっぴい―江戸前浮世気質 (文春文庫) [文庫]

宇江佐 真理
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

札差駿河屋の娘お吉は、町一番のおてんば娘。鉄火伝法が知れわたり、ついたあだ名がおちゃっぴい。どうせなら蔵前小町と呼ばれたかったけれど、素直にゃなれない乙女心、やせ我慢も粋のうち…。頑固だったり軽薄だったり、面倒なのに、なぜか憎めない江戸の人人を、絶妙の筆さばきで描く傑作人情噺。大笑い、のちホロリと涙。

内容(「MARC」データベースより)

鉄火・伝法が玉にキズ。お吉は十六蔵前小町。だが、突然の縁談話にカッとなり…。笑いと涙の人情譚。表題作他5話を収録。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 305ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2011/01)
  • ISBN-10: 4167640139
  • ISBN-13: 978-4167640132
  • 発売日: 2011/01
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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形式:文庫
市井の人々の日常を暖かい視線で描いてます。
宇江佐さんは我々に親子や夫婦のみならず周囲の人々との繋がり大切さを教えてくれます。
6編からなる連作短編集ですが連作と言っても2編×2の4編とあと2編は独立した短編となっている。

表題作はおてんば娘お吉ことおちゃっぴいが縁談を拒み逃避して活躍します。

副タイトルの江戸前浮世気質から見てもわかるようにいちばんこの短編集の特徴をあらわした作品となっている。おきゃんな“おちゃっぴい”が活躍するところは声援を送らずにいられません。

それ以外は大工・岡引・薬師問屋が活躍しますが、私は薬師問屋の菊五郎が特に好きで、いつまでも過去の恋愛を引きずっている登場人物がある意味微笑ましく感じました。
本作は宇江佐さんの作品の中で最も庶民的で江戸っぽい作品かなあと思います。
それだけにそれぞれの主人公が啖呵を切るシーンがとってもみものとなってます。
どれもが泣いて笑えるハートウォーミングストーリーですが、『深川恋物語』のようなしっとりとした雰囲気はないような気がします。
切なさよりも笑いに重点を置いた人情時代小説と言えそうです。

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形式:文庫
 幼い頃、耳にしていた近所の名物じいさんやおばちゃんたちそのももの話し言葉を聞くようで、とても懐かしく、時代を忘れてのめり込んでしまいました。

 最近はどうして?という悲しすぎる事件が多くて、暗い気分になるばかりですが、この作品の登場人物たちは、思わず抱きしめたくなるくらい、根が「いい奴」なんですね。ちょっと昔は誰もがこうだったなあ。特別のヒーロー、ヒロインではなくても、市井の人びとにこころがあった時代。宇江佐ワールドの真骨頂ですね。

 どの作品もテレビドラマ化してみたくなるくらい細部まで楽しめ、しまいには(脳裏で)映像化までして楽しんでしまいました。

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形式:文庫
本石町の裏店×2編、蔵前の札差、米沢町の薬種問屋×2編、神田相生町の岡っ引き...

いずれもある時期の江戸の町々の滑稽な連中の暮らしぶりを描いている。

それぞれの世界に接点はないが、

同じ年の同じ時間の流れの中で本書の物語は進んでいるらしい。

今度はひとまとめにして各編の人物が接点を持つ話も書いてくれないかな。

ツッコミにツッコミが重なったドタバタ劇になりそう。
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