短いお誕生日の物語で、中もオールカラーです。
登場するのは、ムーミン、フローレン、パパとママ、スニフ、リトルミー、スナフキンといつののメンバーです。
ヤンソンさんの輪郭のない独特の背景に、輪郭のあるムーミンたちを貼り付けていった画になっています。
ですから、書き割りのようで、人物?が浮き出て感じるような工夫がされています。
ムーミンたちの表情ですが、ヤンソンさんのオリジナルよりも少し優しい表情をしています。それはそれで悪くなく、シュワルツさん亡き後のスヌーピーのように認定された方が描かれているのでしょう。
日本で作られた一作目のアニメのように極端に変えられていませんし、2作目のムーミン一家よりも初期の原作に近い表情です。
特に、だれもお誕生におめでとうと言ってくれないなんて、の部分の表情が良い感じを出しています。
お話の内容はネタバレになるので書きませんが、とてもムーミンらしさが出ていてすばらしい本だと思います。