今巻では、夏に出会った世莉緒ちゃんとの再会を封切りに、冬コミ一色の内容です。
その中でもメインは、遥が自分自身と”漫画を描く”という行為についてを悩みながらも
本を作っていく過程にあり、また同時に世莉緒も遥の同人誌を通して”おたくである自分”を
見つめなおして再認識する点にあると思います。
人はそれぞれの”きっかけ”から、”おたく”と呼ばれる趣味に引き込まれます。
しかし、何事もそんな”きっかけ”などは些細な具体例に過ぎず、その趣味に傾倒していく中で
何を行動して何を得て来たのかが、何よりも”それ”を形作る重要な要素だと思います。
彼女たちの等身大の成長はかつての自分自身にも重なる部分があり、
また良いものを読ませて頂きました。
ありがとうございます。
そして、いよいよクライマックスへ向けて物語が大きく動き出しそうな
予感をひめて今巻は終劇となっております。
ますます目の離せないおたくの娘さん第9巻。
既刊も併せてお勧めです!