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おぞけ (ノン・ポシェット)
 
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おぞけ (ノン・ポシェット) [文庫]

篠田 節子 , 倉阪 鬼一郎 , 草上 仁 , 田中 啓文 , 津原 泰水 , 雨宮 町子 , 泡坂 妻夫 , 加門 七海 , 高瀬 美恵
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

タクシー密室で進行する恐怖。「私はこのまま殺される」。ホテル―清掃現場の青年が知ってしまった、ゴミの本当の処理法とは?霊苑―墓地と一体となった老人施設の真相…。遊園地―連続死亡事故の陰にある意外な陥穽…。病院―死者にまとわりつく奇妙な物体の正体とは―現代のありふれた場所で不気味な顔を覗かせる、恐怖の瞬間、傑作アンソロジー。

登録情報

  • 文庫: 343ページ
  • 出版社: 祥伝社 (1999/12)
  • ISBN-10: 4396327285
  • ISBN-13: 978-4396327286
  • 発売日: 1999/12
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 タイトル負けしてません, 2002/10/27
レビュー対象商品: おぞけ (ノン・ポシェット) (文庫)
この小説には堪らなく惹きつけられるものがあった。
(あえて面白いとは言わない)
惹きつけられる=恐怖を感じているということなのだと思う。今回のホラーはタイトル通り、おぞましいのです。

本当にあるのではと感じさせるところが作者篠田さんの巧さなんでしょうね。
ツボに入ってしまったものだけ御紹介。

黒い手 倉阪鬼一郎 何が救いなのだろうかと考えます。死んでいく人?それとも生きていく人?

塵泉(ごみ)の王 田中啓文本当にありそうな話に思えてくるほど、巧い。
話の先は見えてしまうけど、気持ち悪さが伝わってきてしまった。

虫愛づる老婆 草上仁 体中に鳥肌が立ちます。
気持ち悪いと感じているのにまた目を通してしまう・・・

ホラーアンソロジーの読んだ中でも一番のHitでしょう。
ゾクゾクというよりはじんわりと不気味さや気持ち悪さが伝わってくるという感覚です。
言葉では表現できないけれどあえて言うならば、『陶酔』・・・

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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 リアルな「高速落下」, 2007/11/28
By 
ヤキソバ (奈良県) - レビューをすべて見る
(殿堂入りレビュアー)    (トップ100レビュアー)   
レビュー対象商品: おぞけ (ノン・ポシェット) (文庫)
九人の作家によるホラー短編集。
意識的かどうかは不明だが、凄味のある作品程、おおむね後ろに配置されている。

最後に配置された泡坂妻夫著「弟の首」は、姉を慕う弟の、首だけが現れる。
この発想そのものが意外だが、さらに、結末が衝撃的だ。

草上仁著「虫愛ずる老婆」の、隣家の老婆は、すべての虫を異様に愛する。
そして、本当に愛した虫とは? この結末は卓越している。

雨宮町子著「高速落下」は、高速は問題であるという、ある意味リアルな内容を示唆している。
車で非常に高速で走ったり、飛行機で、たった一日で三大陸を股にかけたりすると、人間がおかしくなるという。
ある日、遊園地で、数人の女性が落下型絶叫マシンに乗ったりして遊んだ。
その後、彼女らの身に生じる異変とは、、、。

この「高速落下」は、現在の高速化し過ぎている乗り物社会に、ある種の警笛を鳴らしている様にも感じた。
車は、ゆっくりと走れば良いし、新幹線の高速化は、このあたりで打ち止めにしても良いと、私はいつも思っている。
本作品のホラー性の趣旨からははずれるが、これ以上の高速化の下で、もし事故が起きると、ホラーでは済まなくなる。

最初に配置されている篠田節子著「歯」は、あまり卓越してはいなかった。

本作品集は、内容がリアルだったり、結末が衝撃的だったりする。
考えさせられる作品、唸らされる作品が多い。
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