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26 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
現代に生きる、和のココロ。 今だからこそ、とても大切なココロ。,
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レビュー対象商品: おせん(1) (イブニングKC) (コミック)
このマンガ、と〜っても素敵!!と初めに言っておく。絵柄や、取り扱っているテーマに少々とっつきにくさはあるものの、 そんなのは数話も読めばもう気にならないだろう。 むしろ非常に味があって、読み進めるほどに魅力にハマるはずだ。 まず、登場人物が非常に魅力的。 笠木の宿『一升庵』の女主人「おせんさん」が主役。 町で一番の超美人で、料理の腕も超一級、生粋の大和撫子、 仕事に関しては命をかけるほど情熱的、 町の人にはとても愛され親しまれている有名人、 それでいて、普段はかなりドジでお茶目と、とても魅力的な人物(笑) その他の登場人物も、外見も中身もとても味があり、 物語にいろとりどりの華を添えてくれている。 物語は主に、一升庵で修行を積むことになった冴えない イマドキの青年『江崎くん』の視点で進む。 一升庵で働く様々な仲間や、町にすむ様々な人々も係わり合い、 時に笑いあり、時に学ぶことあり、ときに感動ありの、魅力的なドラマが 数多く産まれていく。 登場人物も魅力的だが、それ以上に、各話ごとの『テーマ』が奥深くておもしろい。 日本人がとうの昔に失った「和」の心が、とても分かりやすく、 それでいて深いところまで掘り下げて描かれている。 前述のように、イマドキの青年江崎くんの視点で物語が掘り下げられていくため、 同じくイマドキの人間である我々が読んでもよく分かるわけだ。 『和』といっても、堅苦しい物でも、重苦しい類のものでもない。 シキタリやワビサビといった、理解しがたい物もほとんど出てこないので安心。 この作品に登場する『和のココロ』とは、ほとんどが 「素直な心で物事を見なさい」といったテーマである。 この作品を読めば、現代人がいかにひねくれているのかがよ〜く 見えてくるのが、なんともおもしろい。 作者きくち氏は、現代人がなかなか気付かないところをチキチク刺す、 非常にイイ『眼』をお持ちのようだ。 とても素敵な、和の哲学のこの作品で触れることができ、 私は予想もしなかったほど感動した。 絶対に、読んで損の無い本作。 人間を大きく丸くしてくれる、とても素敵なマンガだ。
23 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
そこらのグルメ漫画とはちょっと違う,
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レビュー対象商品: おせん(1) (イブニングKC) (コミック)
表紙やタイトルからはちょっと想像できないが、そんじょそこらのグルメ漫画とは違うぞ。 料理そのものに重点を置いているわけではないが、その思想などが非常に良い。 また紹介されている料理についても試せるものは試してみることをお勧めする。話のなかでおせんが言っていることが実感できるだろう。 ありきたりの料理漫画に飽きた方にお勧めだ。
16 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
粋,
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レビュー対象商品: おせん(1) (イブニングKC) (コミック)
良いと思ったことや、気に入ったものを、素直に一生懸命分かり易くより正確に伝えようとすればするほど、逆にそれが、薀蓄臭くなったり、説教臭くなったり、・・・ 言葉や、形にしてしまうと、してしまった瞬間に、微妙に、あるいは、まるで違う意味合いになってしまっていたり、・・・ この作品も、そういうジレンマとの戦いなのかもしれません。でも、それでも、言葉や、形にしなかったら、何も伝わらないじゃないか。と、いうような、心の格闘と、挑みの熱さが、この作品からは十二分に伝わってきます。そういう心意気が伝わってきます。そんな感じが、この作品を、とても「粋」な作品にしているような気がします。
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