デザイナーの手がけた絵本てさぁーオシャレなんだけど、造形的な計算が
あからさまじゃぁ冷たい感じがするし。あとさぁー私はイラストレーターですっ、
だからこんなタッチの絵なんすっ、て押しつけがましいのもねぇ。
でも逆にデザイナー的な気配りとか演出とか、イラストレーター的な
技術や表現力が絵本に結びつくと、かなりいいよなぁって常々、考えたり
するんだけど、それを体現しているひとりが牛窪さんだと思うわけよ。
特にこの本、いいよ。けっこう手間かかってんじゃない?
寿司キャラの世界観ががっちりと確立してる! 寿司屋の広告にも使えるね。
か〜るくそれぐらいのクオリテーがある。それでいて場面場面でちゃんと
見せ場があって、台の上にまわてくる寿司のごとく、次にどんなシーンが
やってくるのかなって目と心が舌なめずりしちゃったよ。
それぞれの寿司たちが歌い上げるメッセージ、ちゃんと味わえよ。
隅々まで楽しめる、お寿司エンターテイメント絵本だぞ。