おじいちゃんとぼくは大の仲良し。
両親は共働きなので、園のお迎えもいつもおじいちゃん。
お風呂も寝るのもいつもおじいちゃんといっしょ。
おじいちゃんの口ぐせは「ごくらく ごくらく」。
それはいつの間にかぼくたちの合言葉に・・・。
おじいちゃんとぼくはお互いのことが好きで好きでたまらないのに、
いつかはお別れしなければならない・・・。
私もおじいちゃん子だったので、ぼくのきもちは痛いほど良く解る。
徐々に体力を失ってゆくおじいちゃんを見ていると、とても不安なきもちになって、少しでも長くそばに居たい。
私自身はおじいちゃんのいなくなった後はなかなか心の整理がつかなかったけれど、
「ごくらく ごくらく」と合言葉をささやけば、「ぼく」のようにおじいちゃんの優しい顔が浮かんできて、幸せな気持ちになれる。
この絵本は私の思い出であり、宝物かも・・・。