もうテレビでも何回も見てるのですが・・・見るたびに細部の工夫、ウィット、茶目っ気、に魅了されます。まず、やはりオードリーの価値、といいますか、この人の映画界における貢献度はすごいなー、と思います。その美貌、スタイル、ファッションセンス(着こなし、身のこなし)、演技の魅力はもちろんですが、この映画の時36,7歳くらいなのですが、魅力的な若い女性の役どころをビシッと演じるところが、プロフェッショナルだなー、と、改めて思いました。ピーター・オトゥールが3歳くらい若いんですが、ちゃんと彼を相手に若くて守りたくなるような魅力的な女性を演じられる!ところが、プロだなー・・・と。本当にオードリーは映画界の財産、でしたね・・・
オトゥールもなんともいえないブルーの瞳・・・あの、魔法使いのような、不思議な目。
この映画では、たくさんの名画を見ることができます。それも、絵好きには魅力です!!!
そして、物置に隠れているふたりも絵になっています!
パリ!黄色いスポーツカー!フランスの警備員たちのドタバタの楽しさ。
シャンペン!
フランス好きにサービスしてくれているかのように、シャルル・ボワイエまで顔をみせてくれます。
ヨーロッパ出身の名匠ワイラー監督、ありがとうございます!!!
贋作というのは、相当の美術の心得がないと、なしえない犯罪、お仕事!であることが、この物語のそもそもの文化度を、押上げています!!!
それに、オードリーのパパを演じたヒュー・グリフィス!あのちょっと離れたギョロ目!!ほかにも色々出ている役者さんだけど、大好きです。あの人をパパの役に持ってくるウィット、すばらしさよ!あの人は贋作を作っている、その筋では由緒正しい贋作の名門の出身、なのだから、この映画のすべての上品さとお茶目さと面白さ(スレスレの悪事)、優しさ、暖かさ(美と娘を愛するパパとして)、のキーを握っている人物の役柄、なのです。なにもかもの見事さにため息・・・
今なら、監視カメラが美術館のなかにあるんじゃないか、とか、小さな物置の中で酸素は大丈夫だったのか、とか、今の時代から見ると突っ込みどころはあるかもしれないけど、やはり魅力とウィットのたくさん詰まった、オードリー、オトゥール、ワイラー、などみんなの真にプロフェッショナルな仕事です。