確かに載ってる写真はおしゃれなものが多かったです。
でも内容はインタビュー形式で書く人にとってはお手軽でしょうが、非常に読みにくいです。
そして、どうやったら(カメラが趣味の普通の人に)その写真が撮れるのかなどの技術的な解説がほとんどなくて、これを読んでも全く身につかないと思いました。
それに服の選び方やスタイリストとのやり取りなどが長々と書いてあり、これを読む大半の人(一般のカメラ好きの人間)には全く関係がない文章が多すぎます。
プロカメラマンや写真業界の人には参考になるのかもしれませんが。
いろんな写真の参考書を読みましたが、これほど自分の身にならなかったと思った本は初めてです。
「おしゃれなポートレイトの撮り方」と、カメラ好き誰もが魅力的に思える「抜群に素敵なタイトル」につられて買ってしまいましたが、これは失敗しました。
(追 記)
他の方のレビューに「この本のすばらしさがわからないのはレベルが低いアマチュアカメラマンの方に責任があるからだ」という様な批判的なことが書かれていたので、もう少し書きます。
この本はポートレートを撮るための教本のはずです。
教本とは読む人に技術を教えてくれるもの。
例えば
・運転免許の教本
・サッカーの教本
・囲碁の教本
世の中にはいろんな教本がありますが普通、これらの教本には必要な手順やコツ、注意点などの要点が読者にわかりやすくまとめられています。
もし、これが教官や選手の「インタビュー」でだけで綴られた本だったら、どうですか?
・運転免許 取れますか?
・欲しいと思う技術が身に付きますか?
(これを想像するだけでこの本のダメさ加減がわかっていただけると思います。)
この本は全編ダラダラとしたインタビュー形式で綴られています。
インタビュー形式だとどこに要点が来るかわからないので、とにかく全部を読まなくてはならない。
しかも読者にとって全く必要のない「スタイリストとのやり取り」などがダラダラと書いてあります。
魚住氏の撮るポートレートは好きではあるのですが、この本には読者へ「自分の技術を教えてあげよう」という思いやりは全くありません。
たぶん多くの人にとって参考にならない本ということは間違いないと思います。