戦争が起こり、ひとりぼっちになってしまったぼうや。おとうさん、おかあさんを探しておびえながら街をさまようが、なによりも今、したいのは…「おしっこ!」。右のほうへも左のほうへも、塀の上からふりそそぐおしっこ。すると「ぱっと すべてが とまり」、やがて人々の笑い声が響き渡る…。
戦争を止めたのは、小さなぼうやの「おしっこ」。一見、拍子抜けするほどユーモラスな解決法だ。だが何度か読むうちに、戦争という逼迫した状況下にあっても「おしっこがしたい」というごく当たり前の衝動が沸く、子どもの生命力に人々が心動かされたようにも見えてくる。
筆の跡を生かした自由な色使いの絵と、大きな文字や曲がりくねった配置の文章など、ページ構成も大胆でおもしろい。やさしくほほえむお母さん、不敵な笑いを浮かべる兵士たちといった人々の表情も、単純ながら生き生きと描かれている。(門倉紫麻)
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最も参考になったカスタマーレビュー
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
タイムリーな絵本です。,
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レビュー対象商品: おしっこぼうや―せんそうにおしっこをひっかけたぼうやのはなし (大型本)
コマーシャルでおなじみの”しょんべん小僧”の絵本です。戦争や争いの一番の被害者は、普通に幸せに街で暮らしている家族 とくに小さな子どもたちなのだ、ということを かわいらしい絵とわかりやすい文で伝えています。 作風は親しみやすくライトな感じなのに、メッセージは読み手に十分伝わってきます。 ”しょんべん小僧”の由来もおもしろく、読み終わって小3の息子と
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