子どもだけでなく、成長する大人の姿もきちんと描かれているのが本書の魅力のひとつ。さとしとあきらがおしいれのなかで戦っている間に、おしおきをしてしまった先生も心のなかで自分と戦い続け、最後にきちんと答えを見つけている。
友情について、しつけについて、多くのことを考えさせられる絵本である。だが、まずは「おしいれ」というこわくて不思議な空間と日常に潜む冒険の世界を、わくわくしながら楽しみたい。絵は、基本的に鉛筆だけで描かれている。その白と黒の世界に、ほんの少しのカラーページが差し挟まれ、暗闇に幻想的な光が射す瞬間が美しく効果的に表現されている。(門倉紫麻)
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この本を読んでしばらくは、弟や妹が悪さをして聞かない時、母が「ねずみばあさんが来るよ!」と言うとたちまちいい子になっていた。作者の意図とはかけ離れていると思うのだがこんなに効果的な言葉はなかった。
とある幼稚園の押入れの中で繰り広げられる世界・・・。 イタズラした お仕置きで押入れに 入れられてしまった二人の子供が体験した事は・・・。
私自身、幼稚園で先生に読んでもらった記憶が 今でも残っています。 大人になっても忘れたくないドキドキがいっぱいの物語です。
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