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おこう紅絵暦 (文春文庫)
 
 

おこう紅絵暦 (文春文庫) [文庫]

高橋 克彦
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

幻い花売り娘が人殺しの咎で奉行所に捕えられた。娘はなぜ口を閉ざすのか(「願い鈴」)。北町奉行所筆頭与力の妻にして元柳橋芸者のおこうが、嫁に優しい舅の左門と力をあわせ、江戸の巷を騒がせる難事件に挑む。巧みなプロットと心あたたまる読後感は、まさに捕物帖の真骨頂。大好評『だましゑ歌麿』の姉妹篇。

内容(「MARC」データベースより)

北町奉行所筆頭与力の妻にして元柳橋芸者のおこうが、舅の左門と力をあわせて江戸の巷を騒がす怪事件に挑む。推理の楽しみと江戸情趣が結びついた傑作捕物帖。時代小説連作短編集。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 327ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2006/3/10)
  • ISBN-10: 4167164116
  • ISBN-13: 978-4167164119
  • 発売日: 2006/3/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 猫並
形式:単行本
この作品、とても面白いのですが、コレだけ読んでもイマイチと感じるんじゃないでしょうか。
コレを読む前に、同じ高橋克彦の「だましゑ歌麿」を読んでおくことをお勧めします。コレはこの作品と違って長編ですが、ヒロインの亭主がなぜ北町奉行所の筆頭与力に出世したかやヒロインと結婚するまでのことなどが描かれています。これを前提として読まないと、この連作短編の人間関係もわかりにくいですし、人物の性格設定も見えにくいような気がしますし、読んでおけば面白さ倍増も保証します!
さらに、できれば、時代小説ではありませんが、高橋克彦が書いた浮世絵ミステリー三部作の真ん中にある「北斎殺人事件」を読んでおけば、この連作短編で活躍する春朗の位置づけや作者の意図がはっきりすると思います。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
柳橋の芸者から与力の妻になったおこうが、舅たちの計らいや、過去の人脈で、どんどん事件を解決しちゃう短編集ですが、このおこう、昔はなかなかの跳ねっかえりだったようで、かわいいだけのシンデレラガールじゃなかったことが、読む進んで行くにつれ分かってとても楽しい(*^_^*)  旦那様がそんなおこうの過去を知るたび惚れ直してくれるのがまた嬉しい、人情味と気風の一冊でした。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
千に一つの目こぼしもない、千一こと奉行所同心仙波一之進が、巨大な権力を持つ相手とやりあった『だましゑ歌麿』に続くシリーズ二作目。なのですが、主役は千一ではなく、元柳橋一の売れっ子芸者おこうと、足腰は弱くなったもののや槍の腕と口はまだまだ達者な千一の父、左門。ここに、まだ売れない浮世絵師、春朗(後の葛飾北斎)が加わって、江戸で起こった事件を解決していく、短編十二作が収録されています。

決してつまらなくありませんし、短編が嫌いなわけでも苦手なわけでもないのですが、『だましゑ歌麿』のような力の入った作品の後に読むと、どうしても物足りなさを感じてしまいます。命がけで事に当たり、北町のお奉行様に啖呵を切るほどの気概を見せていた仙波一之進が、本作では脇役に徹するどころか、おこうと左門に一歩も二歩も先んじられ頼りなく見えるのも物足りなさを感じる理由の一つです。

シリーズ次作『春朗合わせ鏡』は、主人公をおこうから春朗に替えての、やはり短編集とのこと、楽しみではありますが、千一を主役に据えた『だましゑ歌麿』のような力作長編を読んでみたいなぁ。
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