美丞に負けたところからの巻なので、たぶんアニメ第二期の終わりからもつながり、アニメから入った人も買いやすいんじゃないだろうか。
ここからの話大好きです。やっぱり、スポーツって勝ち続けるだけじゃなくて、負けてそこからの成長や振り返りってのが、本当の経験になっていくんですよ。だから、この巻の西浦のメンバーたちの葛藤や、「目標をチームとして統一していなかった」から「目標を統一しよう」っていう流れがメンバーの成長だけでなく、チームの成長物語として凄い納得できる!
メンバーみんなの“目標”というものに対する考え方と葛藤が、凄い納得・共感できるんですよね。
特にコマは少ないけど西広君とか。
「全国制覇」という田島・三橋の側につきたい!という希望と、でも自信がない、だから言い出せない……みたいな葛藤とかよくわかるんですよね。大きな目標を持つということは、そこにコミットしたときの責任が発生する。責任が単に重いから、というのではなく、“周りが自分をその責任に見合っている”と見なしてくれるかどうかに自信が持てない、怖い……という。単に自分に力がない、というだけでなく、力がない自分が無責任に大きな目標を掲げることが、仲間に迷惑になるんじゃないのか、という重いとか。
ほんと、この漫画はこういうキャラクターたちの心情がよく描かれていて、細かいところも目が離せない。
逆に、普通のスポーツ漫画なら主人公格の才能を持っている田島君が浮いて見えちゃったりする(笑)
まあ、それも一つの人間の在り方・考え方として凄い興味深いです。
目標を定めきれない自分のような人間にとって、キャラクターたちが悩みながらも目標に向かっていく様が勇気になります。
続きが読みたいな。