イギリスの絵本作家ベントリーさん(文)と女流絵本画家オクセンバリーさん(絵)の男女コンビが著したわんぱくな子どもの絵本です。おうさまジャック、しょうぐんザック、チュッパおうじの3人の元気な男の子達は、お城を作って悪いドラゴンどもや怪獣をやっつける勇ましい戦いを朝から晩まで一日中続けます。やがて夜になって、おうさまジャックは「今夜はお城に泊まろう」と決意するのですが・・・・。
しょうぐんザックもチュッパおうじも巨人に連れて行かれてしまい、おうさまジャックはひとりぼっちになりますが、でも「こわいもんか、へいきさ」と何度も自分に言い聞かせて一生懸命にがんばる姿が何ともいじらしいですね。けれど次第に不気味な物音が迫って来ると、さすがに弱音を吐いてしまうのはちょっと残念ですが、でもまあ無理もありませんし子どもらしい素直さが出ていて良いと思います。最後は結局・・・・落ち着く所に落ち着きますが、でもまだまだ大丈夫だから勇ましい気持ちを失くさずに明日もう一度復活してがんばってねと励ましてあげたいです。想像上のドラゴンや怪獣たちの迫力があって少しとぼけた絵も楽しくて、小さかった頃の気持ちを思い出して童心に帰れるわんぱくな子ども心を描いた絵本をあなたも楽しんでお読みくださいね。