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おぅねぇすてぃ (祥伝社文庫)
 
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おぅねぇすてぃ (祥伝社文庫) [文庫]

宇江佐 真理
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

皆川博子氏絶賛の傑作明治ロマン!
せめて、ひとかけらでいい、真心を見せてほしい
時代の波に翻弄された淡く切ない恋
英語通詞(つうじ)を目指し函館の商社で働く雨竜千吉(うりゅうせんきち)。彼には想う人がいた。米国人貿易商の妻となっていた幼馴染みのお順である。御一新の荒波で別々の人生を強いられた2人は、東京・築地の外人居留地で偶然再会する。「正直に生きる」大火で逝った遊女・小鶴の言葉に胸を打たれた千吉は、お順との結婚を決意する。しかし、米国人の夫は離縁にある条件をつけた……。

内容(「BOOK」データベースより)

英語通詞を目指し函館の商社で働く雨竜千吉。彼には想う人がいた。米国人貿易商の妻となっていた幼馴染みのお順である。御一新の荒波で別々の人生を強いられた二人は、東京・築地の外人居留地で偶然再会する。「正直に生きる―」大火で逝った遊女・小鶴の言葉に胸を打たれた千吉は、お順との結婚を決意する。しかし、米国人の夫は離縁にある条件をつけた…。

登録情報

  • 文庫: 296ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2004/04)
  • ISBN-10: 4396331606
  • ISBN-13: 978-4396331603
  • 発売日: 2004/04
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 701,269位 (本のベストセラーを見る)
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11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 当人ばかりではなく、誰もがそうなると疑いもせずにいたことが、まさかの展開をたどってしまう。当人は運命に逆らうこともせず、むしろそのまま受け入れて、本心に気づきもせず、ますますすれちがってしまう。それが多くの生涯なのでしょうが、宇江佐ワールドの市井の人はちがうのでした。娼妓の小鶴は薄幸だけれど、その死は無駄ではなくて、我を張るとか、利己のかたまりからはほど遠い、小説なのにかなり感情移入をして読み終えました。忘れてはならない、正直、真心。
 明治のいきいきした函館をリアリティーをもって感じられるのは、宇江佐さんの地元だからですね。それも楽しみのひとつです。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
実は幕末や明治維新はあまり好きな分野ではないのだが、宇江佐作品ということで拝読した。

そしていつも通り流れるように読了。

格上の家柄でありながら、友人たる庶民たちと鷹揚に接する人物が登場するのもいつも通りである。

物語の本編は、主人公が函館から東京に帰って1年あまりの間の話なのだが、そのぶん濃密に描かれていると思う。

読みやすいし人物描写もわかりやすくて星4つ。

でもやっぱり、武家と市井の生活を生き生きと描く江戸時代の作品の方が宇江佐さんらしくていいかな。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By White Spirit トップ100レビュアー
形式:文庫
明治維新後、叔父の経営する会社の若手経営陣の一人、
雨留千吉が主人公です。
千吉を取り巻く友人、そして女性…がまさに悲喜こもごもの
人生模様を描いていきます。
中でも千吉の英語習得に一役買った函館の遊女・小鶴。
その千吉と小鶴の会話の中で小鶴の言葉が感動的でした。。
「ショウジキ、マゴコロって中略エゲレス語で何と言う?」
「正直?真心?ええと、それはだな…honestyだよ」
「おねす?」
「いい言葉だな。エゲレス語にも正直って言葉があるんだな。略」
「君も英語を覚えるかい?」
「したども、おおねすてえだけは覚えることにする」
時代を懸命に生き素朴で優しい温かみのある薄幸の小鶴がいじらしい位
人間的でした。

その後、舞台は東京へ…。
東京では千吉と恋のお相手お順を中心にした人間模様が繰り広げられるのですが
こちらも目が離せず結末は…読んでのお楽しみと云うことで…。
鎖国後、西洋人を相手に奮闘努力する日本人の姿が滑稽で楽しい作品でした。
また函館での英語の師匠・財前卯之吉は実在の人物だそうです。
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