登録情報
|
|
あなたの意見や感想を教えてください:
|
||||||||||||||||||||||
|
最も参考になったカスタマーレビュー
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ショウジキ。マゴコロ。,
By むくちゃん (長野県) - レビューをすべて見る
This review is from: おぅねぇすてぃ (祥伝社文庫) (文庫)
当人ばかりではなく、誰もがそうなると疑いもせずにいたことが、まさかの展開をたどってしまう。当人は運命に逆らうこともせず、むしろそのまま受け入れて、本心に気づきもせず、ますますすれちがってしまう。それが多くの生涯なのでしょうが、宇江佐ワールドの市井の人はちがうのでした。娼妓の小鶴は薄幸だけれど、その死は無駄ではなくて、我を張るとか、利己のかたまりからはほど遠い、小説なのにかなり感情移入をして読み終えました。忘れてはならない、正直、真心。明治のいきいきした函館をリアリティーをもって感じられるのは、宇江佐さんの地元だからですね。それも楽しみのひとつです。
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
宇江佐カラーは健在,
By
This review is from: おぅねぇすてぃ (祥伝社文庫) (文庫)
実は幕末や明治維新はあまり好きな分野ではないのだが、宇江佐作品ということで拝読した。そしていつも通り流れるように読了。 格上の家柄でありながら、友人たる庶民たちと鷹揚に接する人物が登場するのもいつも通りである。 物語の本編は、主人公が函館から東京に帰って1年あまりの間の話なのだが、そのぶん濃密に描かれていると思う。 読みやすいし人物描写もわかりやすくて星4つ。 でもやっぱり、武家と市井の生活を生き生きと描く江戸時代の作品の方が宇江佐さんらしくていいかな。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
正直(honesty)に生きる。。,
By
This review is from: おぅねぇすてぃ (新潮文庫) (文庫)
明治維新後、叔父の経営する会社の若手経営陣の一人、雨留千吉が主人公です。 千吉を取り巻く友人、そして女性…がまさに悲喜こもごもの 人生模様を描いていきます。 中でも千吉の英語習得に一役買った函館の遊女・小鶴。 その千吉と小鶴の会話の中で小鶴の言葉が感動的でした。。 「ショウジキ、マゴコロって中略エゲレス語で何と言う?」 「正直?真心?ええと、それはだな…honestyだよ」 「おねす?」 「いい言葉だな。エゲレス語にも正直って言葉があるんだな。略」 「君も英語を覚えるかい?」 「したども、おおねすてえだけは覚えることにする」 時代を懸命に生き素朴で優しい温かみのある薄幸の小鶴がいじらしい位 人間的でした。 その後、舞台は東京へ…。 東京では千吉と恋のお相手お順を中心にした人間模様が繰り広げられるのですが こちらも目が離せず結末は…読んでのお楽しみと云うことで…。 鎖国後、西洋人を相手に奮闘努力する日本人の姿が滑稽で楽しい作品でした。 また函館での英語の師匠・財前卯之吉は実在の人物だそうです。
あなたの意見や感想を教えてください: 自分のレビューを作成する
|
最近のカスタマーレビュー |
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|