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94 人中、88人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
暗澹たる気持ちになりました,
By にこら (横浜市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: おいしいハンバーガーのこわい話 (単行本(ソフトカバー))
分かりやすい取材、すばらしい翻訳、論理的な構成、攻撃的でなくあくまで冷静な語り口。本としては実に良くできています。ただ、ここに書かれている内容が…。マクドナルドを始めとするアメリカのファーストフード業界が、ただアメリカ人の健康だけではなく、アメリカと言う社会システムそのものを根底から破壊しつつあることを否応なしに実感させられます。そしてそれは当然ながら私たち日本人にもまともに影響を及ぼしていることに気付かされます。「ハンバーガーなんか体に悪いからあまり食べちゃいけないよ」どころの話ではないのですね。読んでも勇気がわくとか、楽しいとか、そういうことはなくてただ、じっとり暗い気持ちになります。なぜって、私たちを取り巻く食生活の環境なんて、そうそう簡単に変わるわけもないからです。せめて一人でも多くの人がこの本を読んで、たとえ小さくても確かな「実感」を持つことだけでも広まらないかなと思いました。
38 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
便利さの代償をどこまで許容できるか,
By
レビュー対象商品: おいしいハンバーガーのこわい話 (単行本(ソフトカバー))
私はファストフードが好きです。でも、その裏側にも興味があって、だいたいのことは知識として知っていました。 それでもあえてこの本を読んでみましたが、だいたい予想通りで、 一言で言えば「ファストフードってヤバいよ!」という内容。 新たな発見もあり、とても読みやすくていい本でした。 「ファストフード悪玉論」、いや、もっと言えば「Mの付く某企業・悪玉論」は、 お手軽に批判可能なテーマだと思います。 たしかにその裏側は酷いもののようです。 しかし便利さ・安さを要求して、実際にそれを消費してきたのは我々であり、 ファストフード企業だけを槍玉に挙げるのではなく、 消費者側も“共犯”として反省すべき点があるのではないかと感じました。 メディア・リテラシーならぬファストフード・リテラシーを高めるため、 小中学生くらいにこのような本を読ませて、 判断のための基準を与えてあげるのが大人の務めかなぁと思います。 盲目的に礼賛したり、あるいは頭ごなしに否定したり・・・ではなく、 良い面と悪い面を詳細に吟味すべき問題だと思います。 好むと好まざるとにかかわらず、我々の社会はこうした食習慣から もはや抜け出せなくなっているのですから。
21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
CMの裏側,
By としょぼら (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: おいしいハンバーガーのこわい話 (単行本(ソフトカバー))
子どもが大好きなだけではなく、自分もたまに食べたくなるものの、いざ口にするとコーラをがぶ飲みしたくなる・・・ 何となく健全な食べ物じゃないなあ、と感じていました。 この本には、ハンバーガーが食べたくなる謎(?)だけじゃなく、 ファストフードをめぐる社会全体の変化、問題が書かれています。 驚くような話も結構あった。 いろいろな問題があるとわかっても子どもは食べたがるとは思うけど、 やはり知っておくことはとても大切だと思います。 個人的には、ニューヨークの学校で菜園をつくった話が好きでした。
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