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最も参考になったカスタマーレビュー
24 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
商店街のような身近な小説ではなくなった,
By ちょみん (浦和市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: おいしいコーヒーのいれ方 Second Season V 雲の果て (JUMP j BOOKS) (新書)
たしか架空の街「光が丘」の話しでしたよね、いきなりオーストラリアに話しが飛んでいたので面食らってしまいました。おいしいコーヒーの入れ方って言うタイトルも手を伸ばしやすく、読みやすい小説と認識してました。 書かれてる内容も親近感が持てたのに、なぜか話の中心が「ダイアンのセレブ異母姉妹」の妹に話がすり替わり 知らぬ間に、一巻読み損ねたかと思ったほどです。 連載再開も重なり新刊のオクチ直しにと、のぞいたら アレックスのようなセレブ妹が実は…でした、なんて話を聞かされても、どう理解しろというのでしょうか? 話のトーンというか、感情の流れ方運び方…そういったものがチグハグで、わたしの中では残念な状態でした。 もう商店街で主人公の知り合いの中で、紆余曲折する話しではなくなっていたのがすごく残念です。 個人的な意見ですが、逃げてると思います。主人公がじゃなくて、作者がです。今までは完結しないように 主人公を10年?も大学生のまま放置してたのに、2ndシーズンで急に路線変更はかなりまずかったと思います。 もともと誰もが共感して「こんなことあったよね」って頷けるポイントがあったのに、最近はそれもないなぁ〜って 感じてただけに、さびしい気持ちばかり残って新刊と再開した連載を読み終えました。 わたしには大金持ちやセレブの気持ちも、海外で異文化に暮らす人の気持ちもよくわかりません。 オーストラリアにも住んでいないし、もともと庶民の家ですから… 村山先生もオーストラリアに長くずっと住んでた っていう、プロフィールもないし、取材や旅行行ったくらいの現実感しかないわけで、今まで以上の親近感は望めない ではないでしょうか? 惜しむべきは取材旅行に行ったと書かずにいてくれたら…とも思いました。 それに海外に逃げたのも、作品中では中沢氏がもう先にやってることだし、もっと辛い思いをしたのも中沢氏。 マスター、由里子さん、かれん、主人公よりも流す涙は悲しいはずです、みんなの前から姿がいなくなってもなんの解決にも ならないのではないでしょうか? 村山先生の作品以外の言葉(巻末や連載と同じ公式HP)のいう、言葉はごまかしであり、 救いにもなりません。絶対ハッピーエンディングにするという、何年も先の話しに逃避しないで欲しいです。 村山先生はどんな小さなことでも、自分のことを話さずにはいられない性分の方とお見受けしました。 精神的なストレスがどうのとか、体のどこそこが…とか、わたしたちになんの関係がありましょう? プロの仕事をする人間はそう言えば許されるのでしょうか、むしろそうした事情は見せない、感じさせないもの。 “励ましやみなさんのご意見募集中”なんて…ある意味、今まで作品を支えてきた読者たちに、アイディアまで頼る気ですか? わたしたち読者の方がストレス社会で生きていて、もっとヒドイ環境や持病を抱えた人達がいるのに…最低限の常識すら忘れたのですか? 100歩譲っても、200歩譲っても、自ら選んだ好きな仕事して、一定水準の生計を立てられる、恵まれた環境にいる人です。 メンタル管理を読者の褒め言葉の中に求める前に、その甘ったれた作者の物の考え方や言葉選びを治してほしいです。
17 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
商魂の逞しさに驚いた。,
By マザー・ヘタレ (バチカン市国) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: おいしいコーヒーのいれ方 Second Season V 雲の果て (JUMP j BOOKS) (新書)
前作より1ヶ月近く遅れて発売されたのでかなり気合が入っているのかと思ったら・・・。読んでる途中に「青のフェルマータ」を読み返しているような感じなって来た。過去14作ともなんかしらの山場があったのだが今回は最初から最後まで平坦な道を歩いているようなストーリーだ。新キャラの背景を説明するのに終わっている。かれんも丈(手紙だけ)も星野りつ子も原田先輩もマスターも出て来ない。最後にアレックスが勝利宛の手紙を盗み見して「あんた日本で何をして来たの?」と言う期待を持たせて終わっている。あとがきは予想したとおり東日本大震災の影響を書いている。まあ100歩譲ってここまでなら由佳先生も心を痛んでいるのだなと思うのだが・・・。その中になんと同時発売の文庫本2冊に理由を書いているから読んで見てなどと書いている。これには本当にビックリした。商魂逞しいとはこの事だろう。これを期に「おいコー」は卒業させて頂く事にしました。☆を全部消そうかと思ったのですが消えないので悔しいけどひとつだけ入れます。
48 人中、45人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
易きに逃避した巻。,
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レビュー対象商品: おいしいコーヒーのいれ方 Second Season V 雲の果て (JUMP j BOOKS) (新書)
前巻ラストで勝利に課せられた「試練」。それを乗り越えることで、勝利が「人として大きくなる」、 その為にあの「事故」は起きた、いや作者・村山由佳があの「事故」を起こしたのだとしたら、 それをどう乗り越えるのかを見せてもらおうと思っていたのだが・・・。 事故後の顛末を一切すっ飛ばして、いきなりオーストラリアまで逃げたところから話が始まるとは! 法律には詳しくないが、勝利のした事は「過失傷害」(一面では「過失致死」)とされても不思議では無く、 被害者が赤の他人なら刑事告訴なり損害賠償なり訴えられても当然だろう。 それらの責任をとることもなく、海外まで逃げた勝利に、 身内はむしろ(被害者当人でさえ)「気にしないで」と優しい言葉をかけてくる始末。 大学進学はスポーツ推薦、1人暮らしには貯金通帳、そして今回の件、 いったいどれだけ温室育ちなんだろうかこの主人公は。 これで試練を乗り越え人として大きくなれるというのだろうか。 また、海外に行かせたことには、別の意図も考えられる。 悩みはあっても勝利の大学生活はあくまで順調で、 4年生ともなればそろそろ就職活動を考えねばならない。 だが、今までの村山作品で、就職活動を経て無難なサラリーマンになった主人公など1人も居ない。 作者自身の経歴から見ても、サラリーマンに魅力を感じないであろうことは想像できるが、 大学の陸上部で特に成績を残した訳でもなく、マスター仕込みのコーヒーを淹れる腕前を披露する機会も無くなった状態で、 かれんを幸せにしたい、マスターや花村夫妻に認めてもらいたい、という勝利が、果たしてどんな職業に就くのか・・・。 順境にあれば想定されたそれらの「試練」に立ち向かう展開になったであろう。 だが、作者・村山由佳はそれを捨て、勝利の大学生活を打ち切らせて、 今までの作品で得意としてきた、自由業の主人公像に強引に切り替え、 「海外を舞台にした『癒し』『許し』」 の方向にもっていこうとしている。 いわば、勝利と一緒に作者自身も逃げてしまった、と言わざるを得ない。 そんな、今までの作品の二番煎じ、三番煎じにしかならない展開になった「おいコー」にはもう魅力など無い。 勝利という主人公にも感情移入することなく、冷ややかな目で行く末を見届けるだけであろう。
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