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マイケル・ムーアは、1954年米・ミシガン州生まれの映画監督。全世界で400万部以上の記録的ベストセラーとなった著書『アホでマヌケなアメリカ白人』を2001年に発表。またその翌年に公開となったドキュメンタリー映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』も世界的な大ヒットを記録し、本書も発売と同時に全米・全英でベストセラーとなった。
ブッシュ父子とビン・ラディンの癒着、米国に流入するサウジアラビアの巨額マネー、石油と父の仇のために始めた戦争の嘘、複雑に絡み合う利権など、質問状や呼びかけの形で、怒涛のごとくブッシュへの憤懣と怒りをぶつけていく。米国人たちは、焼きたてのワッパー(「大ぼら」の俗語、また「バーガーキング」の商品名でもある)を次々に詰め込まれながら、ブッシュ父子に騙され続けている、という彼の叫びには、先の9.11事件で大切な友人を亡くし、3000人以上の犠牲者を心から悲しみ、アフガンやイラクの弱者の痛みを自分の痛みと感じている著者の底なしの優しさがにじむ。(田島 薫)
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前著はかなり笑いを取りつつ書いてましたが今作はちょっと笑い控えめ。その代わり情報量と内容が圧倒的にグレードアップ。かなり読み応えのあるブッシュとネオコンと共和党右派を独自の笑いと皮肉と誉め殺しでコキ下ろしつつ自国の人に警鐘をならす本に生まれ変わった(基本的にアメリカで発行された本を和訳した本なので時々訳が苦しいときや我々日本人じゃ分り辛い事が書いてあります)。これは現在もテロとの終わり亡き戦争継続中のアメリカみたいな国家に於いて生半可な覚悟じゃできませんね。良く国内情勢世界情勢調べてます自分の意見キッチリ持ってますねこの人。文中の情報量からそれが読み取れます。…時々信じられない記述が出てきますがちゃんとソース元が書いてあるのが非常に好ましい。現在この本の姉妹編の9.11からアメリカと世界はどう変わったかを描いた映画を撮ってるとの事。この本のクオリティーから考えるに間違いなく「ボウリングフォーコロンバイン」を超える面白さの映画になるでしょう。その予習の意味でも同盟国であるアメリカ国家を良く知るという意味でもとても読みやすい上に内容の濃い本です。これは良い本だ。久々に断言。
星五つ。
今のアメリカ社会の1つの側面を知るに面白い書物であるだけでなく、日頃目にし、耳にする報道や情報の真偽について、自ら関心を持って考えてみようという気にさせられる一冊。
面白おかしく、他人をコケにするための論法を学ぶ参考書としても◎だろう(笑)。
ムーアの本を読んで思ったことは、権力者による情報操作の恐ろしさである。偉い奴が言うことを全て鵜呑みにするのではなく、そのことを自分で調べることが大切だと思った。今のアメリカ人に必ず読んで欲しい本です!!
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