小学校低学年の息子と読みました。
涙声になりました。
ひとりで読んでたら思いっきり泣いたことでしょう。
息子の手前、なんだか恥ずかしくて涙はこらえました。
息子は、「どうやって鉛筆に顔を描いたのかな?」と言いました。
そこで、私は「シンペイちゃんが作れなかった三人官女を一緒に作ってみようか」と提案。
家の中で、短くなった鉛筆を息子と一緒に探しました。
でも、時代ですね。絵本の中に出てくるくらい短い鉛筆はありません。
戦時中は物が無い時代。
「絵本ほどの短い鉛筆はないね。」という私に、息子も何か感じ取ったかもしれません。
息子が鉛筆に顔を描きました。
「難しいなあ」と息子。
「シンペイちゃんも、難しいけど頑張って描いたんじゃないかな。
もしかしたら、いくつも描いて、一番上手に出来たのを渡したのかもしれないね。」と私。
「楽しそうに作ってるね。工作、好きだもんね。
シンペイちゃんも工作が好きな男の子だったのかもね。
シンペイちゃんも楽しんで作ってたのかな。
渡した時の女の子の喜ぶ顔を想像しながら作ったのかな。
どんな風にシンペイちゃんは、えんぴつびなを作ったんだろうね。」と言う私に、
「心をこめて作ったんじゃない?」と息子。
息子は10本の鉛筆に顔を描きました。
色んな顔が出来ました。笑った顔、怒った顔、困った顔など。
味わい深い(?)表情豊かな「えんぴつびな」たち。
親子でいい夏休みの思い出が出来ました。
毎年、読みたい本です。
泣けるので手に取るのは勇気がいりますが。
手作りの心のこもった「えんぴつびな」。
いい絵本です。
ぜひ読んでみてください。