前巻――は外伝的な作品だったので、本編である前々巻である「8」で主人公の砂戸太郎が結野嵐子の告白を受け入れ、その後、石動美緒から第二ボランティア部をクビにされるという、衝撃的な展開を引き継ぐ今巻。
太郎のドM体質も嵐子の男性恐怖症も改善されていないので、二人の恋人関係が順調なラブラブ関係とならないのは予想通り。しかし、「割れ鍋に綴じ蓋」のたとえがあるように、そのまま結婚したら意外とうまくいくんじゃないかとも思えてしまった。
とはいえ、美緒のことが気になって仕方ない二人は、恋人関係を進めることはひとまず置いて、第二ボランティア部に復帰しようとするのだが――。
まあ、いろいろあって無事に第二ボランティア部に戻ることはできたのだが、その際に、たいていのラノベだったら、そのままうやむやハッピーエンドになりそうな急展開も発生(笑)。しかし、テレビアニメ化も決定したためか、話はまだ続くのだった。
なにやら、ぐだぐだになりそうな危惧も感じられるが、とりあえず、まだ続きが気になるのだった。