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うらおもて人生録 (新潮文庫)
 
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うらおもて人生録 (新潮文庫) [文庫]

色川 武大
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

優等生がひた走る本線のコースばかりが人生じゃない。ひとつ、どこか、生きるうえで不便な、生きにくい部分を守り育てていくことも、大切なんだ。勝てばいい、これでは下郎の生き方だ…。著者の別名は雀聖・阿佐田哲也。いくたびか人生の裏街道に踏み迷い、勝負の修羅場もくぐり抜けてきた。愚かしくて不格好な人間が生きていくうえでの魂の技術とセオリーを静かに語った名著。

登録情報

  • 文庫: 345ページ
  • 出版社: 新潮社 (1987/11)
  • ISBN-10: 4101270023
  • ISBN-13: 978-4101270029
  • 発売日: 1987/11
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (27件のカスタマーレビュー)
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34 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ホームドラマのモチーフで「やもめのおじさん」というのが昔はよくありましたね。
「男はつらいよ」の「寅さん」なんかはその典型です。
たとえば、一人の少年が、学校で挫折し、親兄弟から白い目で見られ、世間の人はみな自分よりえらく見え、顧みて自分がずいぶん惨めに見える、そんな屈託を抱いているとき、「やもめのおじさん」は登場します。「おじさん」はたいてい、少年に向かって、「あのさ〜」から始まって「ま、こんなこといってる俺だってざまぁないんだけどさ」で終わる、叱責とも慰めともつかぬ言葉をかけてくれる――
平成という世相のせいか、こういうホームドラマは少なくなりましたね。またあっても、「あのさ」と声をかけてくれるおじさんは出てこなくなりました。この本の本質は、そんな「あのさ」と声をかけてくれる「おじさん」の情緒であるといっていいでしょう。それを愛というのかやさしさというのかは知りませんが、社会が今それをなくしているのなら、社会はもっとそれを惜しむべきでしょう。
青少年向けに書かれた文章ですから、そういった世代の人たちに読んでもらいたいのはもちろんですが、大人たちこそ一読し「ま、こんなこといってる俺だってざまぁないんだけどさ」という目線で話ができる人間のえらさというのを、いまあらためて実感すべきではないかなという気がします。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
数多くある色川武大氏の作品の中で、とにかく、愛が込められた作品だと思います。

幅広い人脈を持ち、様々な経験と想像を持った筆者にしか書けないリアリティと説得力があり、ふとした時に何度でも読み直して、自分の血に細胞に染み込ませたい、まさしく一生ものの作品だと、個人的にはそのぐらいの価値があると確信しています。

その年代で読む人は少ないのかもしれませんが、あえて十代の方に向けてお薦めしたい作品でもあります。

深く優しく、これからの人生を支えてくれる筈です。

このレビューは参考になりましたか?
17 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
多くのレビューに私と同じ感覚があり、嬉しかった。色川氏の小説を私はうまく感じとることができないのだが、この本は、隣にどーんと色川氏が座っていて、どんな人も隣に座るのを許してくれるような感じです。そして座っているだけで心地いい。たまたま本屋でみかけて買ったのは、22歳23歳?くらいのころ。何年に一回読み返し、そのたびに発見がある。本当に大きな懐に守られているような、そういう感覚のある本です。こういう本は他に知りません。
このレビューは参考になりましたか?
最近のカスタマーレビュー
買いだ!
若い時に読めばベストだが、40代、50代でも読んだ方が良いよ。
投稿日: 7日前 投稿者: ゆらり法師
三年に一度読み返しています。
この本に共感を覚える人は少なからず作者と似た資質を持った人たちなのだと思います。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: ドンマイ
大事な物事の原理を教えてくれる一冊
物事の神髄を衝いた人生の教科書にしたい一冊です。
人生の岐路に立った時にこの本を読むときっと役に立つはず。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: LUNA
若者必読の型破り人生論
嵐山光三郎が不良道の師と仰いだ阿佐田哲也(色川武大)の『うらおもて人生録』(色川武大著、新潮文庫)は、不良少年にして劣等生であった著者が、生きていくうえでの技術に... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: 榎戸 誠
息子に読ませたい本
10年程前コンビニで、ふと立ち読みして気に入って買って帰り
30歳を過ぎた今でも手放したくない・大事にしたいと思える本です。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: D・Walker
いねむり先生
いねむり先生のモデルとして、注目されている著者の名作です。
青年に向かって語ってくれている含蓄のある「人生」です。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: 望
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 「生きている、というだけで、すでになにがしかの運を使っているんだな。けっして、権利で当然生きているわけじゃないからね」(P134)... 続きを読む
投稿日: 12か月前 投稿者: キングスロード
最高の人生劣等生向け指南書
「狂人日記」の次に読んだのがこの本。
著者の人生指南の極意が一杯に詰まっており、同本が中高生の学生に向けて書かれたのが良く解かる。... 続きを読む
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初めて、「心から抱かれてみたい!」と思った男
一関市出身、23歳男です。
初めて、この本に出会ったのは16、7歳ぐらいだったと思います。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: こっぺ
この本に出合えて良かった!
人生を生き抜くための珠玉のセオリーがたくさん散りばめれています。壁にぶつかったとき、この本を読めば、きっと勇気が沸いて来るはずです。この本に書いてあるような、かっ... 続きを読む
投稿日: 2010/4/8 投稿者: amazo
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