2010年11月上旬公開予定の映画「うまれる」に先立ち出版された本です。
映画の内容の紹介と、映画で伝え切れなかったエピソードが詰まっているということで
本当によい本です。
何度電車の中で涙したか。。
「うまれる」ということがどれだけ奇跡的なことか、
子供たちはそれぞれに役割を持って親を選んで生まれてくること、
悲しいことに生まれはしなかったがお腹の中でしっかり生きた赤ちゃんのこと、
生まれる前から障害があることが分かっていたが今を一生懸命生きている家族のこと、
不妊治療の末、生まない選択をした女性のこと、
みんなそれぞれに我が子を愛する姿が描かれていました。
女性は年齢を重ねると妊娠しづらい体になっていく、
そもそも妊娠しても15%は自然に流産する、
ということを妊娠前の女性がどれだけ知っていることでしょう。
この本には書かれていませんでしたが、受精卵が着床する率は20%。
着床して妊娠検査薬で反応が出ても子宮外妊娠の場合もあります。
一度妊娠・出産を経験したので今は知っていますが、
妊娠後初めて知った時はかなり驚きました。
この本、映画が妊娠・出産の普段知ることができない情報と感動を多くの人に
与える媒体になるといいなと思いました。
特に誕生死(流産、死産、新生児死)については、身の回りで日常的に語られることがない
ある意味デリケートな部分なので、ここまで深く書かれていることをすごいと思いました。
豪田さんが上辺だけではない「うまれる」の本質的な姿を捉え、
表現したいと思われたからこそだと感じました。
豪田さんの飾らない文体がとても素朴で、男性でも非常に読みやすいと思います。
親にもありがとうの意味を込めてプレゼントしました。
映画「うまれる 〜パパとママを選んできたよ〜」はこちら。
ナレーションはつるの剛士さんです。
http://www.umareru.jp/