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右寄り(現状の容認)にも左寄り(現状の糾弾・否定)にもならず、現状の厳しさをふまえてた上での「今後どうすべきか」を論じています。詰めに主張が強く表れておらず、不満の向きもあるかもしれませんが、それがおそらくこの著作の狙ったところでしょう。
現状を嘆く前に日本酒業界にはまだまだやることがたくさん残っています。飲み手である消費者もまたしかりです。
日本酒の地盤沈下をもたらした元凶について、
よく「三増酒」が引き合いに出されるが、
その「三増酒」を実際に作っているメーカーが
何を考えて作っているかを述べている。
「夏子の酒」や「美味しんぼ」しか読んでいないと、
まるで大メーカーは利益だけを追求し、
消費者を愚弄した酒しか作っていないように思える。
それは本当なのか?
純米酒だけが本当の酒なのか?
知識だけで酒を飲むスノッブな人たちに何となく嫌悪感を
感じていた私には喝采を送りたい内容だった。
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