私は、「うつ病」が発病してから、おそらく15年は経過した。
もっとも、診断されるまでに、頑張って頑張って我慢して過ごした時間が、
3年近くあったので、正確な発病時期は分からない。
「うつ病」と分かったのは、脳神経外科で「抗うつ剤」を処方されてのことだった。
「うつ病」でつらいのは、焦燥感やイライラ、不安などの気分の障害も当然あるが、
文章が読めない、論理的に考えることができないなど、仕事に支障がある症状があり、
収入や職場での立場に直結する部分が大きいと思う。
本書の「終わりに」の章で、【このままでは60歳までは生きられないと思った】とあるが、
私は、35歳の誕生日を前に、「40歳まで生きることは無いだろう」と思った。
しかし、この本に出会って、今も生きている。著者にお礼を言いたいと心から思う。
もっと、早く出版されていれば、長く苦しまなくてよかったかもしれない。
もう、以前のようには仕事はできないかもしれない。でも、自分自身を大切にし、
自分を大切に思っている人がいる限り、低空飛行でいいから、生きていこうと思う。