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うつ病の妻と共に (文春文庫)
 
 

うつ病の妻と共に (文春文庫) [文庫]

御木 達哉
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

夏のある朝、健康そのものだった妻が錯乱する。この時からうつ病の妻と過ごす日々が始まった。夫にできることは何か?自らが医者であるにもかかわらず、無力さを抱きながらの試行錯誤の連続。病院勤務のかたわら、妻と自分のために三度の食事の支度をし、きょうも一日平穏であれ、と願う日日を潔く克明に綴る、感動の記録。

内容(「MARC」データベースより)

夏のある朝、内科医の著者の妻は家の前で仰向けに横たわっていた。妻のうつ病の日々が始まった。夫は仕事を続けながら、妻を自宅で世話し、やがて、充実した時を見出してゆく。うつ病との闘いを余すところなく記した手記。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 277ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2007/03)
  • ISBN-10: 4167717247
  • ISBN-13: 978-4167717247
  • 発売日: 2007/03
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 それまで元気だった妻がある日突然うつ病になり、その妻を見守りながら日々を生きる夫の姿・回復へ向けての日々を綴った記録を小説化したものです。

 時には単調な日々の繰り返しで、いつ治るのかも分からない。無力感を感じていながらも、妻のために向き合う夫の試行錯誤の姿が印象的です。そして、そのような日々の様子が、夫婦の行動・日課などに効果的に表現されています。淡々とした表現ですが、ページを読み進めたくなる感じです。
 そして、この作品の見せ場の1つは、夫としての家族への向き合い方です。これまで医者として一生懸命働いてきた夫が、これらの日々の中で妻・子供に向き合っていく。そして、夫婦のあり方を熟考していく夫の姿に、「病を通じて得られるもの」もあるということを感じさせられます。

 この作品は筆者の実体験を基に書かれている作品のようです。そのため、周囲にいる人間としてできることは何か、家族とのつながりとは何かということを、現実味を帯びた形で感じることが出来る作品だと思います。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ringmoo トップ500レビュアー
形式:文庫
実際に、妻がうつ病にかかっており治療中です。そんなこともあって、この本を手にしました。

ここに書かれていることの多くは、実際私も体験しており、自分の考え方が間違っていなかったと安心させられました。

一方で、ここに書かれている美紗子さんほど私の妻は酷くないのだなということで、言い方は悪いのですが、もっと酷い人もいるのだから頑張らなくてはと励まされもしました。

ただ、この作者は医者であるという特殊事情もあります。実際、薬が合わないと思っても、すぐに医者に診て貰えるわけでもなく、ましてや注射を簡単に打てるわけでもありません。一番酷かった時は、夫としては何もしてやれず、隣に座っていてやれるだけでした。「あなたには、この辛さは解らない」と言われても、頷くしかありませんでした。

現代社会の中で、うつ病にかかる人は非常に多く、私の周りにも何人かいます。

初めて、うつ病に遭遇した時、どうしたらいいのか解らなく、右往左往してしまいます。そうした時、こうした経験談が手元にあることは、力強いものです。

私も、これからしばらく同様の闘いが続きそうですが、この本の作者のように腰を据えて対応していきたいと思います。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
最後は夫婦 2007/9/24
形式:文庫
妻のうつ病闘病記。内科医である夫の目線で記されたものです。やはりどんな病気でも当事者でないと本当のところは分かり合えないものですが、こころの病気は特に理解が難しく大変だとしみじみ感じたと共に、私だってうつになるのは紙一重のところで生活しているなとつくづく実感しました。そしてやはり最後に支え、支えられるのは親でも子でもなく夫婦なんだなと、絆を深く考える一冊でした。
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