内容紹介
日常皮膚科診療で,患者から聞かれるもっとも卑近な質問は「うつりますか」である。人の目に映る皮膚病は,他人に「うつると思われるのではないか」という懸念を抱くようで,「うつりませんよ」というだけで患者は安堵の表情を浮かべるのが常である。それほど皮膚病にはウイルス・細菌・真菌感染症から性感染症に至るまで「うつる皮膚病」が多い。皮膚が生体の最外層にあり,不断に微生物が侵入をうかがう臓器であれば,当然の帰結でもあろう。 皮膚感染症は大いに患者を悩ませるだけでなく.湿疹・皮膚炎群と並んでcommon skin diseasesの双璧であるので,皮膚感染症の診断ができれば,common skin diseaseの半分はマスターできたも同然である。だからこそ,皮膚感染症の知識とスキルは皮膚科医にとって必須となる。本書では,「うつる皮膚病」という切り口で,あらゆる皮膚感染症診療のノウハウを横断的にまとめた。あらゆる皮膚感染症診療のノウハウを横断的に一冊にまとめた。本書が患者からの「うつりますか」という問いに明快に答え,的確な治療を提供することで患者の不安を払拭する一助となれば。 (宮地直樹「序文」より)
内容(「MARC」データベースより)
皮膚病にはウイルス・細菌・真菌感染症から性感染症に至るまで「うつる皮膚病」が多い。「うつる皮膚病」という切り口で、あらゆる皮膚感染症診療のノウハウを横断的にまとめる。