内容紹介
他人の目を気にして、びくびくと生きている百合は、単純なミスがきっかけで会社をやめてしまう。発作的に旅立った離島のホテルで出会ったのはノーデリカシーなバーテン坂崎とドイツ人マティアス。ある夜、三人はホテルの図書館で写真を探すことに。片っ端から本をめくるうち、百合は自分の縮んだ心がゆっくりとほどけていくのを感じていた-。
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内容(「BOOK」データベースより)
他人の苛立ちに怯え、細心の注意を払いながら重ねていた日々を自らぶちこわしにした百合。会社を辞め、「ただの旅行」で訪れた島のリゾートホテルのバーにいたのは、冴えないがゆえに百合を安心させるバーテンダー坂崎と、暇を持て余す金髪のドイツ人、マティアスだった。美しい瀬戸内海の離島、そこしかないホテルで不思議に近づく三人の距離。地下には、宿泊客が置いていく様々な本が収められた図書室がある。本に挟まっていたという一枚の写真を探すため、ある夜、三人は図書室の本をかたっぱしから開き始める―。会社を逃げ出した女、丁寧な日本語を話す美しい外国人、冴えないバーテンダー。非日常な離島のリゾートホテルで出会った三人を動かす、圧倒的な日常の奇跡。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
西 加奈子
1977年テヘラン生まれ。カイロ、大阪で育つ。関西大学法学部卒業後、2004年『あおい』でデビュー。05年、二作目の長編『さくら』が25万部を超えるベストセラーになる。07年『通天閣』で織田作之助賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1977年テヘラン生まれ。カイロ、大阪で育つ。関西大学法学部卒業後、2004年『あおい』でデビュー。05年、二作目の長編『さくら』が25万部を超えるベストセラーになる。07年『通天閣』で織田作之助賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)