うちの子は勉強ができません。どうしたらいいですか?という質問に、勉強「だけ」できるようにするのは無理です、ということを伝えるために、書かれた本。
それじゃ、どうすればいいんですか?さらに悩み深まる親のために、実は、毎日の暮らし方や生活習慣で、伸びる子供になることが、勉強もできるようになることだと考えている。価値観が多様化した現在、親として、判断が揺るぎやすい。日常生活の土台をつけさせることについて、参考になる提案をしている。
1章 日常生活の土台をつくる
2章 学校生活のトラブルを解消する
3章 もっと生き生きした子にするプラスαの発想
具体的でわかりやすい解決策を示している。この本のタイトルの質問も、2章で、説明している。「勉強ができない」ことを理由に叱ってはいけないということを基本に、順序だてて、詳しく解説している。
3章は、広い意味での勉強の話で、参考になる。「子供はなぜ嘘をつくのか」というテーマは、嘘をつく子供の心理と対応の仕方の説明がわかりやすい。
「親力」365日<伸びる子>の土台をつくる毎日の習慣(2006年)を改題改訂して、文庫化した本で、一日一日の積み重ねの大切さを理解しつつも、うまくできないという悩みがある方には、参考になることがいっぱい載っている本だと思う。