私の経験(近畿・愛知・関東に居住経験あり)からすると、
この本、細部はともかく少なくとも上記3地域については
ちゃんとツボは押さえているし、何より、
単に他県の文化や風習を笑い飛ばすだけではなく
そのギャップをちゃんと尊重しつつ楽しもう、
という温かみが感じられます。
他の方も書かれているように、県民性を扱った本は
独断だ、偏見だ、その土地を知らずに勝手なことを書いている、と
批判されがちです。その点では、この本も決して例外とは言えないでしょう。
ただ、それでもこの手の本が売れるのは、
みんなどこかで同じような思いを抱いているからであって、
そんな各人の思いに対する愛情と敬意さえ忘れなければ、
学術研究でない以上多少の独断や偏見は許されるべきではないでしょうか。
その意味で、この本は合格だと私は思います。
類書の中ではかなりできのいい方。
本四連絡橋のくだりは、不覚にも泣いてしまいました。
安くはないですが、それを埋めて余りあるボリュームも、
この本は備えています。買おうかどうしようか迷っている、
そんな人は、買ってみてはどうでしょう。