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うたかたの日々 (光文社古典新訳文庫 Aウ 5-1)
 
 

うたかたの日々 (光文社古典新訳文庫 Aウ 5-1) [文庫]

ヴィアン , 野崎歓
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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登録情報

  • 文庫: 388ページ
  • 出版社: 光文社 (2011/9/13)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4334752209
  • ISBN-13: 978-4334752200
  • 発売日: 2011/9/13
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 279,641位 (本のベストセラーを見る)
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By PN
「現代でもっとも悲痛な恋愛小説」と言うキャッチコピーで知られる作品。個人的にはどうかと思っていますが……「日々の泡」「うたかたの日々(旧訳)」についで三度目の翻訳です
ともあれ、不可思議な世界で描かれる奇想天外な描写は無二の魅力と味を持っています。それだけに、どうしても日本語での表現は難しいのですが、その点でこの訳は薦められます。
旧訳に比べて注が充実しているのが大きな理由です。また、かつての訳はどうしても古いので、ただでさえ掴みにくい内容が、時代を経た日本語のせいで更にわかりにくい所もあります。
個人的には「日々の泡」として知られる訳も非常に魅力的ですが、読みやすさの点でこちらに軍配を。
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By fay
私の周りでよく冗談のようにささやかれていますが、安易にフランス文学=不倫文学と考えてはいけないと思いました。(もし不快に思われた方がいたらすみません。)

肺の中に睡蓮が育つ病気に侵されてしまうクロエを看病するために、自分のすべてを賭すコラン。
幻想的な風景の中で貫かれる悲しみでいっぱいの純愛に私は胸をわしづかみにされました。
コランやクロエの他にもシックとアリーズの悲恋など、この小説の登場人物はいつも誰かに向って恋をしていて、それに比例して悲しみも満ち溢れていきます。(シックのサルトル好きには、さすがにこれはないだろう!とつっこんでしまいましたが。笑)個人的にはポール・ヴァレリーの「風立ちぬ、いざ生きめやも」の一節で有名な、堀辰雄の『風立ちぬ』を思いうかべました。

ちょっぴりファンタジックな切ない恋物語を読みたいという方や、フランス文学って『ボヴァリー夫人』とか『赤と黒』とかの不倫恋愛のイメージだなと嫌煙気味な方にはお勧めしたいです。
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