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うたかたの恋 (リンクスロマンス)
 
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うたかたの恋 (リンクスロマンス) [単行本]

火崎 勇 , 北沢 きょう
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

デザイン会社に勤める品川千樫の元に、家庭の事情で離れて暮らす双子の弟・蛍の突然の訃報が届けられた。呆然とする千樫の前に蛍の仕事仲間が現れ、蛍のふりをして、画家・東原然と一緒に暮らしてほしいと頼み込まれてしまう。蛍の恋人である東原は、まだ彼の死を知らなかったのだ。やむなく「東原の仕事が終わるまで」という条件で引き受けた千樫だったが、東原の眩いばかりの才能と優しい人柄に惹かれていく自分が止められなくて…。

登録情報

  • 単行本: 254ページ
  • 出版社: 幻冬舎コミックス (2009/10)
  • ISBN-10: 4344817869
  • ISBN-13: 978-4344817869
  • 発売日: 2009/10
  • 商品の寸法: 18 x 11.4 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 118,778位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By まーりん VINE™ メンバー
形式:単行本
 亡くなった双子の弟、蛍の恋人だった東原と一緒に暮らすうちに、どんどん彼に惹かれていく千樫。小学生以降の記憶をなくしてしまったという嘘に、東原は思い出すまで無理をしなくていいと言ってくれる。彼をだましている罪悪感と、弟の恋人を好きになり、その愛情を自分のもののように感じてしまうということで自分を卑怯でずるい人間だと悩む。さらに自分は身代りでしかないという苦しさにもさいなまれ、それでも優しい東原の側から離れずにいた千樫だったが、取材旅行から帰って様子が変わり、「絵が描けない」と苦しむ東原に無理やり抱かれてしまう。
 東原にとって「絵を描く」ために蛍が必要なのだと思った千樫は、これ以上側にいることはできないと蛍の名前で置手紙を残し、千樫自身の生活に戻る。
 しかし、東原は千樫を訪ねてきて「迎えにきた」と…

 蛍が千樫に言えなかった悩みを、家族をうしなった東原に話していたいきさつ、東原と蛍の関係が普通の恋人同士でなかったことなどで、東原が千樫だけを本当に愛したのだとわかって安心しました。だからこそ「蛍とお前は全然似ていない」と言えたんでしょう。千樫は本当に健気で、悩んでいる姿が切なくて…。二人の想いが通じたあとのお話が「ひらいた扉」として後半に載っています。千樫は蛍のことを考えると、申し訳なさと嫉妬で苦しみ、どうしても東原と一緒に住むことができないのですが、あるきっかけで、その気持ちを知った東原がとった行動はお見事でした!!
 とにかく、東原が大人で優しくて、千樫はいじらしくて可愛くて、じっくり読める恋愛小説でした。
 あとがきで書いているような千樫に甘々で情熱的な東原を続編で読みたいですね!
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ぷう
形式:単行本
東原という、才能溢れる、しかし妻、子供、さらに恋人を亡くすという非運の画家に仕事をさせるために「双子」ということにつけ込まれ、身代わりを引き受けた千樫。この優しさが、後々、彼自身さえ気付かなかった感情に気付かされて、縛られて、苦しまなくてはならなくなる話とは、誰が想像したことだろう。 信じてもらっているのを裏切っているのは辛い。そこに、さらに死者を裏切り、自分自身の隠された欲望に向かい合う辛さが重なり、本当に苦しくて、一体、どこが出口なのだろうとしばしば考え込まされました。それが、千樫の穏やかな性格そのままを表す穏やかな文体で進むので、まさに文中の「苦しいのか、そうでないのか」という千樫の言葉そのままに、引き込まれていきます。 ラストまで、苦しいけど穏やかで、見届けたいけど切なくてという気持ちになる作品です。 ラストの決めてがさらにこの作品をいわゆる「身代わり話」からはっきり一線を画したし、これからの甘甘生活が想像できる、素敵な作品でした!
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