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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
課題図書を見直した。,
By 紺碧の飛行人 (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: うそつき大ちゃん (ポプラの森) (単行本)
読書感想文の課題図書というと、おかたい教訓めいた本が想像されますが、本書を読んで課題図書のイメージが変りました。子どもの生来持っている冒険欲、秘密への憧れ、学校や社会への反発心、異性への憧れと葛藤など、子どもの心理をよく捉えて描いており、子どもが本書を読んだならば、大いに共感を生むのではないかと思います。授業をさぼること、帰りに寄り道をすること・・・どちらも学校としては肯定することはできなくても、子どもからしてみれば十分に魅力的であり、それを強制して抑えることはできない。そんな子どものあふれる気持ちをよく表現できていると思いました。また筆者の巧みな文章力にも目をみはるものがあったと思います。リズムの良さ、心理描写だけでなく、情景描写のうまさなど、その映像が容易に想像できました。 児童のための文学という枠に捉われずに、子ども心を思い出すという意味でも、大人が読んでも非常に面白い作品ではないかと思います。 課題図書という「おかたい」イメージが私の中で一新された一冊でした。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
うそつきじゃなかったうそつき大ちゃん,
By
レビュー対象商品: うそつき大ちゃん (ポプラの森) (単行本)
タイトルがスリリングで少し身構えましたが、実に爽やかなおはなしでした。大ちゃんはとても信じられないことを発言するので、 いつしか「うそつき大ちゃん」と呼ばれるようになるのです。 ある日寄り道中の大ちゃんを見つけた健ちゃんが見たものは・・・。 どぶ川で魚などいないと思われていた川で、次々取れる魚。 巨大ネズミや鳥、亀などの生き物達。 健ちゃんの目で語られるので、川にびくびくしながら入っていく疑似体験ができます。 クラスメートも巻き込んでの魚取りが圧巻です。 もうひとつのサブストーリーは自分らしい感情を獲得していく 健ちゃんたち。 そして、衝撃のエピソードも後半用意されています。 思った以上に盛りだくさんのボリュームの展開ですが、 一気に読んでしまう面白さです。 大ちゃんと健ちゃんを軸に動きますが、 クラスメートの女の子も加わるので、 男女ともに共感できるおはなしです。 魚もいっぱい出てきます。 図鑑で調べて、健ちゃんと感動を共にしても いいかもしれませんね。
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
少年時代,
By ガジラ (福岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: うそつき大ちゃん (ポプラの森) (単行本)
少年時代、秘密吉を作ったり、川遊びをしたり。当時は事故や事件が少なく開放的だった。そんな少年時代を思い出しました。ちょっぴり気になる女の子の登場や、なんとなく嫌いだった男の子。「いたよなー」なんて思いながらあっという間に読みきりました。最後にちょっと意外な展開が……。息子の読書感想文を手伝うために読みましたが、おもしろい作品でした。皆さんも、「子どものため」と言いつつ、読んでみてはいかがですか?
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