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うずまき (1) (スピリッツ怪奇コミックス)
 
 

うずまき (1) (スピリッツ怪奇コミックス) [コミック]

伊藤 潤二
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

▼第1話/うずまきマニア:その1▼第2話/うずまきマニア:その2▼第3話/傷跡▼第4話/窯変▼第5話/ねじれた人びと▼第6話/巻髪▼あとがき
●登場人物/五島桐絵(黒渦高校の生徒。本作の主人公)、斎藤秀一(桐絵の元同級生。隣町の高校に通っている)
●あらすじ/女子高生の五島桐絵は、隣町の高校に通う斎藤秀一を駅に迎えに行く途中、路地に座り込んで壁をじっと見つめている秀一の父親を見つけた。彼は桐絵のあいさつにも気付かない様子で、壁にはりついたカタツムリの殻を見つめ続けていた。駅で秀一を出迎えた桐絵は、彼にさっきの出来事を話すが、秀一はその話題を避けた。公園で秀一は、自分の住む街、黒渦町に嫌悪を抱き始めていることを打ち明ける。帰り道、秀一はつぶやく。「渦…渦だ…うずまきだ…このまちはうずまきに汚染され始めている…」(第1話)。

出版社からのコメント

美しい女子高生・五島桐絵のまわりで次々に起こる異常な惨劇…そう、突然<うずまき>が襲ってくるのだ…新感覚ホラーの鬼才・伊藤潤二が描く、世にも不思議な恐怖の世界。

登録情報

  • コミック: 202ページ
  • 出版社: 小学館 (1998/08)
  • ISBN-10: 4091857213
  • ISBN-13: 978-4091857217
  • 発売日: 1998/08
  • 商品の寸法: 21.6 x 14.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 傑作, 2010/10/30
レビュー対象商品: うずまき (1) (スピリッツ怪奇コミックス) (コミック)
すごい漫画だと思います。
この漫画は古いスタイルのホラー漫画でありながら、現代でも十分に通用するすばらしい作品になっています。

どのホラーシーンもグロテスクで、ひどく生理的嫌悪を感じさせます。
しかし、気分が悪くなって放り出したくはなりません。むしろその奇妙な世界観が楽しくてスラスラと読むことが出来ます。
とても陰惨で濃密な内容でありながら、読者を突き放さないエンターテインメントとして完成しているのです。
これはすごい事だと思います。
嫌な描写や残虐なシーンだけの漫画なら山ほどあります。
作者自身が一つのスタイルを追求し、洗練を尽くさなければこの完成度は得られなかったでしょう。

ストーリー自体は古いホラーの定番的なものです。
主人公カップルが登場し、タイトルどおりのうずまきに関連した不可思議な現象に巻き込まれたり、異常な変質者とかが登場したりします。
素晴らしいのは読者を飲み込む、ストーリーの流れの構成力です。
各話の冒頭で怪奇の片鱗を読者に見せます。そして、徐々にそれが大きく現れ、最後には全体像を現せます。
その流れがあまりにスムーズなので、途中で荒唐無稽なストーリーに置いてけぼりにされず、むしろどんどん引き寄せられていくのです。

絵も素晴らしく魅力的です。
ありえない形に変形した人間、日常的に見慣れたものに醜悪な異物感を表現する伊藤先生の画力には驚嘆します。
ヒロインはとても美しいですし、異常な現実から目をそらさない彼氏の陰鬱とした表情もストーリーに花を添えています。
一見真面目なホラーなようで、ちゃんと読めばギャグ漫画のようなシュールさをも持ち合わせています。

ぜひとも読んでもらいたいホラー漫画の傑作です。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 この発想はなかった, 2010/10/17
レビュー対象商品: うずまき (1) (スピリッツ怪奇コミックス) (コミック)
内容は黒渦町という町にうずまきの呪いが襲い掛かり、見るもの全てがうずまきにされてしまうと言うものです。
この着眼点が羨ましいなと感じて、申し分ない画力もそうだが、何より“つかみ”が素晴らしいから、この作品の成功が約束されたと言えよう。
それは、最初の『うずまきマニアその1その2』で、秀一の父が自らうずまきになって自殺するほどうずまきを溺愛してて、そして母が包帯ぐるぐるの状態で尋常じゃないほどの悲鳴を上げながら死亡するほどうずまきを怖がる。この二つの要素がはっきりしてる点にある。
この漫画を手に取り、うずまきにぐんぐんと興味を示す者もいれば、読んでしまった事を後悔するほどうずまきにトラウマができてしまう者もいる。この作品の世界と現実が見事にシンクロしていくのだ。
作者は狙ってやっているのかどうかはともかくとして、自分はそう感じた。

そう言えば、あとがきでの一コマに『何も分からないので、今度は食ってみた。』の所の作者の絵が、映画の時の指名手配写真になっていたので、自分の中のトリビアが一つ増えた。
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3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 日本一の異才, 2010/10/19
レビュー対象商品: うずまき (1) (スピリッツ怪奇コミックス) (コミック)
異才や異作といった造語はこの作者さんの為にある言葉ではないでしょうか?
映画の方は最低でしたが漫画においてはとても評価できる異作だと思います。
しかしやはりグロシーンが大変に受け付けないことが多いので4点にさせていただいてます
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