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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
センダックの絵は絶品,
By GretaJutie "GretaJutie" (川崎市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: うさぎさんてつだってほしいの (単行本)
いい絵本ってどんなのだろう? 絵本っていうくらいだから,もちろん,絵が大切.本っていうくらいだから,文章が大事.でも,センダックが描く絵本はいつも,文章と絵がとけあって境目が無くなった感じがする.装丁まで含めた絵のすばらしさだけじゃない,なにかがある気がする.この本でも,ページを繰るにつれて,背景の明るさが朝から夕方そして夜まで変化し,描かれる物たちの色も輝き方も,光とともに変わる.柔らかな,秋の一日の日差しの変化を感じさせてくれる,そんな一冊です.
10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
初恋,
By カスタマー
レビュー対象商品: うさぎさんてつだってほしいの (単行本)
女の子が、お母さんへのプレゼントを、うさぎさんに手伝ってもらって探します。赤いもの、黄色いもの、緑のもの、青いもの。ストーリーは単純ですが、可愛いだけのファンタジー絵本でないことは、「うさぎさん」が小さな可愛いウサギちゃんとして描かれていないことからも明らかだと思います。「うさぎさん」は女の子の恋の対象のようです。 たわいないようなおしゃべりの繰り返しも、実はスリリングな恋の駆け引き。森の中を歩く二人は小さな恋人たちのよう。こんな優しいうさぎさんなら女の子はみんな恋をするのではないでしょうか。 小さな女の子にも楽しく読めて、大人にはちょっと甘酸っぱい絵本です。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「うさぎさん」ってだれ? 不思議な不思議な物語,
By
レビュー対象商品: うさぎさんてつだってほしいの (単行本)
女の子は、お母さんへのお誕生日プレゼントが思いつかなくて、「うさぎさん」に相談します。お話しているうちに、森の中で次々とプレゼントになりそうなものを見つけて……。色からの連想、心地よい繰り返し、とぼけた表情のうさぎさんと一生懸命な女の子の愛らしい絵など、小さい女の子に読み聞かせるのも楽しい一冊。うさぎさんの、禅問答じみたとぼけた答えと、次々に見つかる意外なプレゼントに、いつのまにか引きこまれてしまいます。 でも、なんといってもこの本に独特の雰囲気を与えているのは、センダックの絵でしょう。そこはなんとなく怪しい、どこかずれた世界。たとえば女の子はきちんと服を着ているのに、うさぎさんは裸で、なにやらなまめかしい。女の子はどうしてうさぎさんを知っているの? 知らないうさぎさんと森の奥へ入っていって大丈夫? あそこでピクニックしていた人はどうしたの? そして、うさぎさんはどこへ帰っていくの? そもそもうさぎさんて誰? まだ見ぬ恋人? ひまつぶしをしている気まぐれな幽霊? もしや森の誘惑者なのでは? そう勘繰りたくなる奥深さにあふれた名品。
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