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エッセイは、それとは少し違って、下らないことを少しふざけて、かつ
ちょっと共感できるように分析して見ました。っていう感じなんです。
ちょっとクスって感じだけど、心に響くところがなくて氏の小説が好き
な人には不満が残ると思う。(ブルボン小林好きにはいいかも)
でも、小説の題名の由来や、バイトしていたパン屋での店主とその母
との忘年会(と言っていいものか・・、とにかく読んで)を描いた「二十
歳の年末」では小説のファンでも十分満足できる内容を見せてくれて
ます。
☆3つが妥当かと思うけど、惚れた弱みで☆4つ。
やっぱり小説が好きなら買ってほしいし、小説読んだことないなら、クス
って笑えるから買ってほしい。
ギャラリーの先客の美人に片思いして妄想し、自ら「キモ
ーい」と突っ込みを入れたり、映画・歌人・漫画等もアン
テナにひっかかったものを紹介。
作者は優れた感覚を駆使して書く天才肌の人なのだろうと
感じていたが、それを活かすためにかなりロジカルに技法
を捉えていることもわかった。
「気持ちは多様なのに(同時に相反することを感じている
のに)態度は一種類しか選べなかったりする」と書く角田
光代の技法分析にからむ一篇には膝を打った(もちろん比
喩として)。
作者は「皆も弟子の名ぐらい考えておいたほうがいい」な
どと言うので、それではと考えてみたがろくなのものが浮
かばなかった(ワンダ古田とか)。
その提案に、作者の父も絶妙の弟子名を挙げるのだが(こ
れは本書を読んでのお楽しみ)、その場で考えたとしたら
本当に才能豊かでうらやましい。
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