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ここから、空海と友人橘逸勢の謎解きが始まる。前半部にそれとなく織り込まれていたいくつかの辻褄の合わない話から、推理が始まり、最後は思いもしなかったからくりが明らかにされる。
周辺人物として、坂上田村麻呂や藤原冬嗣などの人物も登場する。歴史好きな人には、肩が凝らずに読める歴史推理小説だ。
前半は、薬子を中心に、反乱の顛末を描きます。後半は、空海がその謎を追う、構成です。謎も興味深いですし、黒幕は、2点、3点。当時の有名人総登場という感じです。また空海も「偉人・スーパーマン」というより、茫洋とした人間味のある人物として描かれています。同じみの空海の術披露、薬子との術比べもあります。
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