最初はアリでした。雨宿りに小さな赤いキノコの下へやってきたのは。
つづいてテントウムシ。さらにチョウ。さらに、さらに・・・
入りきれないんじゃないの? と心配するなかれ。キノコも負けじとグングン大きく
なっているのです。とはいえ、やってくる森の生き物たちのサイズも大きくなるし、
いったいどうなっちゃうんだ?
というシンプルな展開で思い浮かべたのは、
ジョン・ロウがイラストを手がけた「The Elf's Hat」。
こちらはエルフが置き忘れた赤い三角帽子の中へ、動物たちが次々に
やってきて入り込もうとする絵本です。
高さ、広さ、深さ、など大きさの変化は誰にでも判りやすい比較項目。
はっきりと目に見えるので絵としても表現しやすい。
ストーリーとしては最後をどうみせるかが腕の見せ所でしょうか。
あくまでも量の変化で押し通したのは「The Elf's Hat」。
量から質の転換をみせた本書。どちらも収まるとこに収まってます。